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松井秀喜氏 始球式で無安打も…子供たちと笑顔のふれあい “大型野球盤”「ユニバーサル野球」イベント

スポニチアネックス / 2024年4月22日 12時36分

ニューヨーク郊外で行われた「ユニバーサル野球」のイベントに参加した松井秀喜氏  (撮影・杉浦大介通信員)

 元ヤンキースの松井秀喜氏(49)が21日(日本時間22日)、ヤンキースタジアムで行われた米野球殿堂博物館主催の記者会見に出席。その後、ニューヨーク州郊外に移動し、障害を持つ者でも参加できる野球ゲーム「ユニバーサル野球」のイベントにも参加した。

 この「ユニバーサル野球」とは堀江車輌電装株式会社が2019年に独自開発した、いわば“大型野球盤”。一般的な野球場(120m)の約20分の1の大きさで、車いすのままでもバッターボックスに立てる。

 約2秒で1周する回転台を活用したボール台と直径約10センチのボール、少しの力で誰でもスイングできるバッティング方法など、独自のアイディアと技術で構成されている。

 米国では初開催となったイベントで、松井氏は“始打式”に登場。そこでは無念の(?)3打数0安打に終わったが、子供たちと笑顔でハイタッチを交わし、「こういう野球もあるんだなと。私も今日、来てよかったと思います。これから応援します」と笑顔でスピーチした。

 終了後は「発案者はかなり素晴らしい。あれだとピンを引くだけ(で打撃ができる)ですから。でも、技術がいります。まさか3者凡退に終わるとは思わなかった。悲しいかな」とユーモアを交えて嬉しそうに話すなど、楽しそうに時間を過ごしていた。(ニューヨーク・杉浦 大介通信員)

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