テレ東ドラマ「95」（3） 高橋海人の真っすぐさ「凄くQにハマる」

さまざまな感情に揺れ動く主人公を演じる高橋海人

　テレビ東京ドラマ「95」（月曜後11・06）ではKing＆Princeの高橋海人（25）が多感な主人公を演じている。作中では成績優秀で品行方正だった高校生・広重秋久（通称Q）が地下鉄サリン事件など、1995年の世相や友人に影響されて変化していく。

　倉地雄大プロデューサーは「Qはいろいろなものに揺さぶられます。揺れ動く心を行動で示している部分が多い。ちゃんと喜怒哀楽が表現されているので難しい役だと思います」と分析する。その言葉通り、作中では走ったり、けんかなど動きが多い。「高橋さんの持つ真っすぐさが凄くQにハマると思いました」と起用理由を説明。「高橋さんみたいな人がQをやった時にどうなるのかを見てみたかった」と期待を寄せている。

　高橋自身も「青春時代が凝縮されているので、変わらない芯みたいなのは心がけていました」と演じる上での心情を語った。作中では中川大志（25）とヒロインを演じる松本穂香（27）を巡る恋のバトルも展開されていく。アクションにラブストーリーとさまざまな面を見せる青春群像劇。ひた向きな姿勢で役に向き合う高橋が作品に熱を与えている。　（続く）