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伊東勤氏 量産できる状態に上がってきたドジャース大谷 3冠王も狙える

スポニチアネックス / 2024年4月25日 1時32分

9回、2試合連発となる6号ソロを放った大谷はベンチでナインと歓喜のハイタッチ(撮影・光山 貴大)

 ◇ナ・リーグ ドジャース4―1ナショナルズ(2024年4月23日 ワシントン)

 【伊東勤 視点】9回のドジャース・大谷の一撃はど真ん中の抜けたスプリット。甘い球であったことは間違いないが、物凄い当たりだった。

 予兆はあった。コービンと対戦した第3打席。先週対戦しているし、ボールの軌道が頭に入っていた。シンカー、スライダーで攻められた後の3球目。内角の直球を打って中飛に倒れたが、狙いもタイミングもドンピシャ。スタンドに運んでもおかしくない紙一重の打球だった。第1打席は9球。第2打席は5球。開幕当初の不振時とは違ってボールも見極められている。投手は代わったが四球を挟んで迎えた第5打席で会心の一振り。今は失投を絶対に逃さない。本塁打を量産できる状態まで上がってきた。

 少し気は早いが3冠王も狙える存在だと思う。二刀流で慌ただしかった昨年までとは違い、打者に専念できる今季はゲームの流れをつかめるし、ベンチで相手投手の予習も復習もできる。打線も強力で、後ろにいい打者がいるのでチャンスでは思い切って打っていけるし、回の先頭打者では四球で出塁してもいい。四球が多くなれば打率も安定する。打点は前を打つベッツが走者を掃除してしまうので厳しいかもしれないが、一発が増えれば打点も積み上がる。

 今年の大谷は全ての打撃部門でキャリアハイを達成するとみている。(スポニチ本紙評論家)

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