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ダイヤモンドバックスの看板選手キャロルが打率・208のスランプ 打順7番に下げられるも快音聞かれず

スポニチアネックス / 2024年4月25日 9時6分

ダイヤモンドバックスのコービン・キャロル(AP)

 昨季のナ・リーグ新人王ダイヤモンドバックスのコービン・キャロル外野手(23)が24日(日本時間25日)のカージナルス戦で打順を定位置の2番から下げられ、「7番・中堅」でスタメン出場。この日の対戦相手はベテラン右腕のカイル・ギブソンだったが、第1打席はチェンジアップに三飛、第2打席は四球、第3打席はスィーパーに空振り三振、第4打席はクローザーのライアン・ヘルズリーに3ボール0ストライクのカウントになったが、フルカウントになり、6球目のワンバウンドのスライダーに空振り三振だった。試合も1対5で敗れた。

 今季の成績はこれで打率・208、出塁率・321、長打率・260。シーズンを通して長打は2本の二塁打と、1本の本塁打だけ。左打者であるにもかかわらず、右投手が打てず、対右投手は打率・153だ。今季は2番スタメンが20試合、1番が3試合だったが、初めて7番に下げられた。

 ダイヤモンドバックスのトーリー・ロブロ監督は先日「ボディランゲージが良くない。野球は難しいゲームで、彼は今、苦しい状態にいる。休みが必要か、打順を変える必要があるかもしれない。話し合ってベストな方法を見つけたい」と明かしていた。23日の試合は休養を与えられ、この日7番で起用された。

 23年のキャロルは打率・285、25本塁打、54盗塁の活躍で、ダイヤモンドバックスをけん引。大リーグ公式サイトは「スピードと身体能力の高さはチームのアイデンティティとなり、ワールドシリーズ進出を支えた」と称えている。ただ昨季も、7月下旬から8月中旬にかけての21試合で、打率・182、OPS・523のスランプの時期があった。今季ここまで24試合、果たしてスランプから抜け出られるのか?

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