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千昌夫 波乱万丈な77年の人生…自虐的に振り返る「私も“1000億昌夫”と言われた時代がある」

スポニチアネックス / 2024年4月25日 9時59分

千昌夫

 演歌歌手の千昌夫(77)が24日放送のBSフジ「昭和歌謡パレード」(水曜後10・00)にゲスト出演。喜寿を迎え、波乱万丈な自身の人生を自虐的に振り返った。

 司会の中山秀征から喜寿の心境をたずねられた千は「あっという間でしたね。本当に短かったですね。でも、中身は濃い人生でしたよ」としみじみ。

 中山から「アップダウンも激しかったような」と指摘を受けると、千は「ほら、私の生まれた岩手県には大谷翔平くんが1000億という年俸じゃないか、契約金」と同じ岩手県出身の今季からドジャースに移籍した大谷翔平選手の契約金を引き合いに「私も“1000億昌夫”と言われた時代がある」とかつてバブルの申し子とも言われ、1000億円もの借金で話題を集めた自身の人生を振り返った。

 当時について「(大ヒットした)『北国の春』で汚い格好して、裏ではしこたま金儲けをしていると思われたくなかったから、ずっと隠してたんですよ」と回顧。「それで、1000億ぐらいになってからバレちゃったんです」と笑った。

 中山は「六本木に千さんのスタジオがあったんです。よくお借りした。今、そういったものは?」と質問。「そういったものは新しい金持ちの人に譲ってあります。ちゃんとそのものは残ってます。表参道のルイ・ヴィトンのビルもそうですから」と意外な事実を明かした。

 中山らは「凄いところに全部もってらっしゃったんですね」と感心。千は「だからセンスが良かったんでしょうね。センス昌夫っていう」と返し、スタジオを笑わせた。

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