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【木更津巡業】朝乃山が右膝負傷で全治3週間…またまた休場危機「もう時間ないので治療するしかない」

スポニチアネックス / 2024年4月25日 15時21分

<春巡業木更津場所>美ノ海(右)と申し合い稽古を行う朝乃山。この時に右膝を負傷したとみられる(撮影・前川 晋作)

 大相撲春巡業が25日、千葉県木更津市の木更津市民体育館で行われ、幕内・朝乃山(30=高砂部屋)が右膝を負傷するアクシデントに見舞われた。

 申し合い稽古で美ノ海(30=木瀬部屋)や大の里(23=二所ノ関部屋)らと計6番取り、踏ん張った時に痛めたという。稽古を途中で切り上げ、病院でMRI検査を受けた結果「右膝内側側副靱帯損傷」で全治3週間と診断された。

 朝乃山は夏場所(5月12日初日、東京・両国国技館)での三役復帰が確実な状況。初日まで3週間を切っており、出場が危ぶまれる事態となった。「ケガをしてしまったのは仕方ない。もう時間ないので治療するしかないです」。この日の取組には参加せず、残り3日間の春巡業からは離脱して帰京することとなった。

 朝乃山は昨年夏場所で幕内に返り咲いて以来、度重なるケガに悩まされて6場所中3場所で15日間出場できていない。昨年名古屋場所は左上腕二頭筋部分断裂で途中休場(再出場)。昨年九州場所は左ふくらはぎ肉離れで初日から休場し8日目から出場。さらに今年の初場所では右足関節捻挫で途中休場(再出場)した。ケガの多さは本人も自覚しており、昨年末には「若い頃に比べてケガしやすくなっている」「1カ所ケガをすると体の中のバランスが崩れていく」と話していた。

 膝のケガは今回が初めて。他の箇所に比べて長引く恐れもあるためか「僕の中ではだいぶ嫌ですね」と表情を曇らせた。病院から会場へ戻ってきた時には足を引きずる様子はあまり見られなかったが「相撲を取っている時は気にならなかったけど、ちょっと痛みが出てきた」と症状を明かした。

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