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巨人・横川凱 DeNA打線を5回零封で309日ぶりプロ5勝目 先発では345日ぶり白星

スポニチアネックス / 2024年4月27日 17時3分

<D・巨5>巨人先発の横川(撮影・島崎忠彦)

 ◇セ・リーグ 巨人2―1DeNA(2024年4月27日 横浜)

 巨人の6年目左腕・横川凱投手(23)が27日のDeNA戦(横浜)で今季初の先発登板。5回3安打無失点と好投し、今季初勝利をマークした。

 横川の勝利は2023年6月23日の広島戦(マツダ)以来309日ぶりで、先発では同年5月18日のヤクルト戦(神宮)以来345日ぶりとなるプロ5勝目。

 昨季は開幕ローテーション入りし、プロ初勝利を含む4勝8敗。今季はここまで投げた3試合が全て中継ぎ登板で計4回を無失点に抑え、昨年9月13日の阪神戦(甲子園)以来となる先発マウンドを任された。

 その試合では0―0の3回に無死満塁として降板し、2番手右腕・松井が1死を取ったあと佐藤輝に満塁アーチを浴びて8敗目を喫していた横川。

 この日は味方打線が2回に主砲・岡本和の4号ソロと、バッテリーを組む大城卓の犠飛で2点を先取。その裏、1死から関根に右前打されたが、けん制球で刺すなど結果的に3人で攻守交代に持ち込んだ。

 4回には牧の安打と宮崎への四球で1死一、二塁のピンチを招いたが、関根の一ゴロを岡本和の好守で併殺に仕留めて得点を許さず。下位打線との対戦となった5回にこの試合初めて3者凡退に抑えて勝利投手の権利を得ると、ここで降板した。

 2―0で迎えた7回には3番手右腕・ケラーが先頭・宮崎に左越え2号ソロを被弾して1点差に迫られ、なおも2死一、三塁のピンチを招いたが、4番手右腕・船迫が1球で見事な火消し。8回はバルドナード、9回は守護神・大勢の無失点リレーで逃げ切った。

 横川の投球内容は5回で打者18人に対して89球を投げ、3安打無失点。1三振を奪い、与えた四球は2つだった。

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