ミキ昴生 全国ツアー中は朝市からバイキングリレー!? 暴食に厳しい妻の目盗み地元グルメ満喫

ポーズを決めるミキ（左から）亜生、昴生

　兄弟お笑いコンビの「ミキ」が6月28日、東京・有楽町よみうりホールから「ミキ漫　2024　全国ツアー」をスタートさせる。ツアーを前に、2人がスポーツ紙による取材に応じた。

　兄の昴生（38）は「このミキ漫に全てが詰まっているので全国の方に見に来てもらいたい」と呼びかけ、弟の亜生（35）も「皆様の街にミキが伺います！笑顔ください！」と語っている。

　約5カ月をかけて、全国11カ所12公演を行うツアー。その地方の朝市をめぐるのが大好きな昴生の語気も強まる。昨年訪れた青森県八戸市の朝市がお気に入りだといい「朝市のアイドルがいて、それをせんべい汁を食べながら見るのが良かった」と良さを解説した。朝に弱い亜生は朝市には同行しないといい「お兄ちゃんの朝市の感想を公演のオープニングで聞くのがツアーのルーティンになっている」と語った。

　昴生がここまで旅先での食事を愛するのは家庭事情も関係している。亜生は「朝市に行って、まだホテルの朝食バイキング行くんですよ」と兄の旅先での食生活を暴露。対する昴生は「妻がいないから、こうして暴れてしまうんです」とばつが悪そうに説明した。

　昴生は「普段、妻と一緒にラーメンを食べる際には横で“汁飲むなよ！”とか“レンゲを使うな”と言われている。恐ろしいですよね」と告白。食事には昴生の体を気遣う5歳年上の妻の目が光っているという。

　しかし、旅先ではそうした制限が外れる。「バイキングに行ったら、汁は飲み放題」。食生活に厳しい妻の目を盗み、気ままに食事を楽しんでいる。

　たたみかけるように亜生も「実家に帰って、お兄ちゃんが奥さんに“ご飯おかわりしていい？”と聞いているのを見ると、心が締め付けられる」と昴生が食事で肩身の狭い思いをしていることを明かし、笑いを誘った。

　同ツアーは47都道府県制覇を目指し、2018年に始まった。今年は東京と千秋楽の大阪のほかに秋田、佐賀、茨城、三重、熊本、北海道、徳島、沖縄、福井をめぐる。今回は福井、三重など6カ所が初開催となる。新ネタを8～10本作成し、ツアーに臨む。来年には滋賀などの未踏の地を制し、完走予定となっている。