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鹿島ポポヴィッチ監督 逝去から2年…恩師オシム氏を思う「皆さんには絶対に忘れてほしくない」

スポニチアネックス / 2024年5月4日 11時15分

<鹿島・湘南>後半、途中交代した濃野(左)を迎えるポポヴィッチ監督(撮影・島崎忠彦)

 鹿島のポポヴィッチ監督(56)が3日に行われた湘南戦後、恩師イビチャ・オシム氏(享年80)への思いを語った。記者会見で質疑応答を終えた指揮官は「最後にお伝えしたいことがあります」と切り出し、「オシムさんが亡くなって2年になります。日本のサッカー界に大きく貢献された方だと私は思っています。皆さんには絶対に忘れてほしくないと思っています」と話した。日本代表監督を務めたオシム氏は22年5月1日に死去。日本サッカーに大きな影響を与えた知将の命日を迎え、教え子として改めて追悼した。

 ポポヴィッチ監督は現役時代の97~01年にシュトルム・グラーツ(オーストリア)でオシム氏に師事。指導者としても師と仰ぐ存在だった。この日は後半に修正力を発揮した鹿島が3―1で勝利。今季から常勝軍団の復権を託されている指揮官は「今日は空から見守ってくれていたと思います」と天国の恩師へ思いをはせた。

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