1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. 野球

花咲徳栄のプロ注目・石塚裕惺内野手は3打数1安打 視察した日本ハム・栗山CBOも高評価

スポニチアネックス / 2024年5月4日 12時58分

<花咲徳栄・山村学園>6回、三塁打を放つ花咲徳栄・石塚(撮影・村井 樹)

 ◇高校野球春季埼玉大会準決勝 花咲徳栄8―4山村学園(2024年5月4日 大宮公園)

 執念の逆転劇だ。花咲徳栄は土壇場9回に逆転して3年ぶりの決勝進出と関東大会出場を決めた。岩井隆監督も「こういう展開になると思ってはいたが勝てて良かった」と汗を拭った。

 ドラフト上位候補の名に恥じない活躍だ。「4番・遊撃」で出場した石塚裕惺内野手(3年)は3打数1安打、2四死球で存在感を発揮。「エースが打たれて負けはつけられないので本当に勝てて良かったです」と激闘を振り返った。

 高い修正力を発揮した。初回の第1打席は右飛に倒れると、3回1死一、二塁の好機では遊ゴロ併殺。しかし、試合中に「ポイントをずらされていたのでそこを修正しました」とすかさず対応。6回1死からは逆方向の右中間を深々と破る三塁打で出塁し、次打者の2球目に捕手がはじいた(記録は暴投)隙に本塁を陥れ、一時勝ち越しのホームイン。「走塁練習はよくやっているので走塁には自信があります」と笑みがはじけた。

 今春は選抜の出場こそ逃したがU18日本代表候補に選出され強化合宿にも参加。木製バットでも鋭い打球を連発してスカウト陣に能力の高さを見せつけていた。

 夏の甲子園出場の前に「秋優勝して追われる立場になったが、春の目標も優勝です」と13年ぶりとなる春制覇も掲げる石塚。あす5日の決勝でも注目のスラッガーが頂点に導く。

 ○…ネット裏では日本ハム・栗山英樹チーフ・ベースボール・オフィサー(CBO)も視察した。反対方向への鋭い打球と走塁への高い意識について「走塁の判断、スイング、守備力も全てにバランスのいい選手」と高評価。「高校生野手としてどの球団も高く評価すると思うし、これからが楽しみです」と続けた。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください