片岡尚之が67で2位に浮上 首位とは1打差 強風の中で「3アンダーは上出来かな」

＜中日クラウンズ3日目＞18H、バーディーパットを決め、グータッチする片岡（左）（撮影・椎名　航）

　◇男子ゴルフツアー　中日クラウンズ第3日（2024年5月4日　愛知県・名古屋GC和合C＝6557ヤード、パー70）

　5位から出た、片岡尚之（26＝CS　technologies）が5バーディー、2ボギーの67をマークし、通算9アンダーの2位に浮上した。首位とは1打差。

　2番でバーディーが先行すると、前半はスコアを2つ伸ばして折り返した。後半に入り、我慢の展開が続いたが18番ではしっかりとバーディー締め。「今日は風も強かったですし、そのジャッジも難しかった。3アンダーは上出来かなと思います」とうなずいた。

　前日は同組でまさかの珍事が起こった。同組の池村寛世とショーン・ノリスのパターが壊れてしまうハプニングが起こり、以降はともにグリーン上でパター以外のクラブを使い、18ホールを完走。グリーン上でパターを使うのは片岡のみというめずらしい光景となった。打って変わり、今日は優勝争いの中で淡々とプレー。「なんだか、昨日との差が凄すぎて、今日も楽しいゴルフではありましたが、違った種類の楽しさ。バチバチにやっている感じで、今日は今日で緊張しながらプレーしていたと思います」と笑顔で振り返った。