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ソフトバンク今季初の3連敗も、周東がリーグトップの盗塁11!チームの今後照らす2安打2盗塁

スポニチアネックス / 2024年5月5日 5時2分

<西・ソ>8回、二盗を決める周東 (撮影・白鳥 佳樹)

 ◇パ・リーグ ソフトバンク4-5西武(2024年5月4日 ベルーナD)

 ソフトバンクの周東佑京内野手(28)が4日、西武戦で“鬼脚”を発揮した。初回に相手先発・今井の初球を左前打し、すぐさま盗塁に成功した。1死三塁となり、内野ゴロの間に爆速ホームイン。今季これまで5試合で6回までに1点も取られていなかった難攻不落の右腕から先制点をもぎ取った。2盗塁を決めて盗塁数は11となり、リーグ単独トップに立った。チームは延長10回の激闘の末に4―5でサヨナラ負けし、今季初の3連敗を喫した。 

 今後も難敵攻略の糸口となるはずだ。1番・周東が初回から躍動した。今井が初球に投じた151キロ直球を逆方向の左前に運んだ。

 2番・川瀬への2球目にスタートを切って二盗を決めると、犠打で三塁へ進んだ。続く柳田は一ゴロだった。一塁線近くの打球を捕球した一塁手・渡部はベースを踏んでから懸命に本塁へ送球したが、快足を飛ばしてホームに滑り込んだ。今季これまで5試合の先発で6回までに1点も取られたことがなかった今井から、わずか8球で先制することに成功した。

 瞬く間の流れるような攻撃。周東は「積極的にいこうかなとは思ってました。やっぱり初回にあれができれば点を取れる。そこまでの形がここ何試合かはつくれていなかったので、その点は良かったのかなと思います」と振り返った。

 初回の先制点から始まり、今季これまで2度対戦して14イニングで1点しか奪えていなかった今井から7回までに3点を奪った。周東は3回の第2打席でも右前打を放ち、3試合ぶりのマルチ安打。3―4で迎えた8回には1死一、二塁で遊ゴロに倒れたが、併殺を焦った相手の適時失策を誘って一時同点とした。一塁に残ると、すかさずリーグ単独トップに立つ11個目の盗塁を決めた。

 プロ7年目で初の規定打席到達を強く意識し、「1番・中堅」定着を強く誓って臨んだシーズン。4日時点で近藤に3厘差で2位となる打率・311をマークしている。2試合連続で川瀬と1、2番コンビを組んだが、2番が今宮だった時と同様に、出塁した際の足を使った攻め方についてきっちりと話し合って臨んでいる。

 20得点もリーグトップだ。シーズンはまだ始まったばかりで、これからも強力クリーンアップの前でチャンスメークしていく。周東の存在が重要であることは間違いない。 (木下 大一)

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