カブス・鈴木誠也 今週中に復帰の可能性浮上 復帰前にマイナー戦出場も

カブス・鈴木誠也

　4月15日に右脇腹痛で10日間の負傷者リスト（IL）入りしたカブスの鈴木誠也外野手（29）が今週中にも復帰する可能性が浮上した。クレイグ・カウンセル監督（53）が4日（日本時間5日）、複数の米メディアに対して明かした。

　指揮官は4月下旬に右肋骨骨折でILリスト入りしたコディ・ベリンジャー外野手とともに「ベリンジャーは鈴木よりも少し先だ」と語り、2人とも今週中にもチームに合流できる見通しを示した。鈴木はマイナーでの調整を経て復帰する可能性があるという。

　鈴木は今月1日に負傷後初めて打撃練習を行い、この日はベリンジャーとともに打撃練習と守備練習を行ったという。

　鈴木は昨年はキャンプ中に左脇腹を痛めWBC出場を辞退。カ軍でも開幕に間に合わなかった。今年は走塁中に負傷し「一塁へ走っている際に違和感を覚えた。突然、走っている最中にちょっと来た感じ。とりあえず様子を見て治療していく」と説明していた。今季はIL入りする前までの15試合で打率・305、3本塁打、13打点と打線をけん引していた。