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DeNA・牧&佐野アベック弾!筒香合流前祝い、今季初「ダブル・デスターシャ」

スポニチアネックス / 2024年5月6日 5時32分

<広・D>こどもの日に勝利し、鯉のぼりを手に笑顔を見せる佐野(撮影・平嶋 理子)

 ◇セ・リーグ DeNA5―0広島(2024年5月5日 マツダ)

 DeNAは5日、今季初となる牧秀悟内野手(26)と佐野恵太外野手(29)のアベックアーチが飛び出し、広島戦に5―0で快勝した。6日のヤクルト戦(横浜)で、米球界から5年ぶりに復帰した筒香嘉智外野手(32)が1軍合流することが決定。2代前の主将の合流を祝うかのように、現主将の牧と、前主将の佐野のバットが快音を奏で、2人で全5打点。チームは借金1ながら3位に浮上した。 

 前主将が打てば、現主将も打つ。30試合目で飛び出した今季初、通算11度目の牧と佐野の「ダブル・デスターシャ」が決まった。

 2―0の6回1死一塁、牧が九里のチェンジアップを捉え、左越え4号2ランでリードを広げた。「佐野さんが勢いをつけてくれた。(こどもの日に打てて)凄く意味があることだし、多くの子供たちが野球に興味を持ってくれれば」と声を弾ませた。これが球団日本人最速となる445試合目での通算500安打。祝弾で決めたことより、先輩に続けたことに意味があった。

 佐野の一発だ。4回1死二塁で、九里から右越えに待望の今季1号先制2ランを放っていた。「時間がかかったけど、まだ試合はあるので一本でも多く打ちたい」とビジター席へ向け「デスターシャ」を披露した3番打者の姿が、牧の闘争心に火をつけ、昨年のこどもの日にも見せたアベック弾を再現した。

 試合後には、筒香が2軍調整を終え、6日の本拠地ヤクルト戦から1軍合流することが決まった。三浦監督が「明日から呼びます。本人も感覚的に大丈夫だ、ということなので」と説明した。コンディションを最終確認した上で、出場登録される見込み。2人の前のDeNA2代目主将で元4番の合流。「経験豊富で存在自体から学べるものはいっぱいある」と歴代3主将そろい踏みによる相乗効果へ期待を寄せた。

 筒香とは初対面となる牧も「会ったことがないので緊張してます。でも楽しみな部分もあります」と目を輝かせた。7回の左中間適時二塁打と合わせ3打点の佐野も「成長した姿を見てほしい」と再会を心待ちにした。

 5月は3勝1敗と好スタートを切り、借金を1に減らした。そして、3代主将融合の時を迎える。不動の4番・牧が言う。「それでも、明日からまた切り替えてやっていきたい」。敵地に響いた「ダブル・デスターシャ」は、DeNAに大きなうねりを巻き起こす期待を抱かせた。(大木 穂高)

 ≪445戦目≫牧の出場445試合で通算500安打達成はチームでは61年近藤和彦の470試合を63年ぶりに更新する球団日本人最速記録。なおプロ野球最速は07年青木(ヤ)の373試合。

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