ユーリ阿久井VS桑原 最終ラウンド開始時に異例の抱擁！ネット感動「抱擁から殴り合いは痺れた」

桑原（右）と健闘を称え合うユーリ阿久井（撮影・島崎忠彦）

　◇プロボクシングWBA世界フライ級タイトルマッチ　王者ユーリ阿久井政悟＜12回戦＞同級3位・桑原拓（2024年5月6日　東京ドーム）

　プロボクシング4大世界戦で、WBA世界フライ級タイトルマッチは王者・ユーリ阿久井政悟（28＝倉敷守安）が挑戦者の同級3位・桑原拓（29＝大橋）を判定3－0で退け、初防衛に成功した。

　2回以降、優勢に試合を進めた阿久井。

　最終12回は両者敬意を持った異例の抱擁から始まり、阿久井は強烈なボディーで桑原を怯ませる場面も。お互い全力を出し切る打ち合いを見せて試合終了。判定3―0で王者が防衛に成功した。

　異例の抱擁にネットでは「最終12R前の抱擁は感動した」「きょうのハイライトかもね」「抱き合う場面含めて良い試合だった」「抱擁からお互い出し切った打ち合いに痺れた」「リスペクトしてるからこそできることだね」などの声が上がった。