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山中慎介氏“敵討ち”果たしてくれた井上尚弥を称える「期待に応えてくれる勝ち方。本当に強い」

スポニチアネックス / 2024年5月6日 21時53分

井上尚弥(左)と山中慎介氏

 ◇プロボクシング4団体統一世界スーパーバンタム級タイトルマッチ 王者・井上尚弥<12回戦>WBC1位ルイス・ネリ(2024年5月6日 東京ドーム)

 34年ぶりの東京ドームボクシング興行で、4団体統一世界スーパーバンタム級王者の井上尚弥(31=大橋)が挑戦者ルイス・ネリ(29=メキシコ)を6回1分22秒TKOで下し、4本のベルトを守った。東京ドームで日本人初のメインイベンターとして、日本人にとっての最大のヒールである“悪童”を倒し、元WBC世界バンタム級王者・山中慎介氏の敵討ちに成功。初の世界王座奪取から節目の10年、4万人超の観客の前でボクシング史に名を残す歴史的1勝を挙げた。

 尚弥の挑戦者であるネリは、“神の左”と呼ばれた左ストレートを武器にWBC世界バンタム級王座を12度防衛した山中慎介と2度対戦し、禁止薬物の陽性反応や体重超過などの問題を引き起こした過去がある。この試合の解説を務めた山中氏は「その気持ちは残っているのは事実ですけど、この試合は井上尚弥とネリの戦いなので、スリリングな試合になるのは間違いないので楽しみ」と話していた。

 “悪童”は初回から東京ドームに衝撃を与えた。選手コールの時点で東京ドームはネリへ大ブーイング。しかしネリはその大ブーイングを跳ね返し、1回に左フックで尚弥からいきなりダウンを奪った。その瞬間に会場は一瞬静まり、騒然となった。しかしその後は尚弥が2回、5回にダウン奪い、6回には右フックでネリを沈めてTKO勝利となった。

 試合後に山中氏は「期待に応えてくれる勝ち方をして、ファンにとっては色々と因縁とかもあったんですけど、結果的に衝撃的な勝ち方をしてくれる井上尚弥は本当に強いですね」と尚弥を称えた。

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