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目先にとらわれない巨人・京本 意識の高さに菅野も一目置く20歳右腕に注目

スポニチアネックス / 2024年5月7日 14時31分

巨人・京本

 並の20歳ではない。巨人の高卒3年目右腕・京本真投手(20)が、1日のヤクルト戦(東京ドーム)で1軍デビュー。村上、サンタナ、山田という強打者を相手に3者凡退に抑え「めっちゃ緊張した。ようやく自分のプロ野球選手がスタートした」と目を輝かせた。

 明豊から21年育成ドラフト7位で入団。1年目の11月には侍ジャパンとの壮行試合に登板するなど、期待の成長株として、着実に力をつけてきた。3年目の今季はキャンプ途中で1軍に合流すると、力強い直球を武器に猛アピール。3月に支配下選手契約を勝ち取った。開幕は2軍で迎えたが、11試合で防御率0・00。4月30日に初昇格し、ここまで3試合で計4回を投げ1失点と堂々のマウンドさばきを見せている。

 「ジャイアンツのエースと言われるような投手になるのが目標。足を止めずに、前に進みながら成長していければ」

 3月の支配下契約会見で語った目標。京本は、その言葉通り、明確なビジョン持って日々を過ごしている。初登板を果たした1日も、試合後に真っ先に向かったのはトレーニングルーム。新たな一歩を踏み出した直後でも、トレーニングを黙々と行った。

 意識の高さには菅野も一目置いている。開幕1軍入りへの競争真っ只中だった3月のオープン戦期間中。「今よりも、2年後3年後の自分を意識してトレーニングしますと言っていた。凄いなって。若手でね、結果がほしいに決まってるのに、なかなかできることではないよ」。登板前でも、目先の結果にとらわれずにウエートトレーニングをセーブしない20歳に、目を細めていた。

 「目先の結果も大事なんですけど、2年後3年後に自分がどういう位置にいたいのか。今やるべきことをしっかりやらないと後悔する」と京本。背番号99が見据える未来は、どんな投球を見せてくれるのか。しっかりと成長を見ていきたい。(記者コラム・小野寺 大)

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