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新十両・塚原改め栃大海に母校・埼玉栄の化粧まわし贈呈 同級生の王鵬と琴勝峰は「ずっとライバル」

スポニチアネックス / 2024年5月8日 21時21分

(左から)埼玉栄高相撲部の山田道紀監督、元幕内・栃栄の三保ケ関親方、新十両の塚原改め栃大海、町田弦校長、元関脇・栃煌山の清見潟親方(撮影・前川 晋作)

 大相撲夏場所(12日初日、東京・両国国技館)で新十両昇進を果たした塚原改め栃大海(24=春日野部屋)が8日、さいたま市西区にある母校の埼玉栄高で行われた化粧まわし贈呈式に出席した。

 栃大海は、埼玉栄高出身で通算28人目の関取。夏場所の番付では琴櫻と貴景勝の2大関を始め幕内9人、十両5人の計14人が同校OBで、関取(定員70人)の5人に1人が埼玉栄出身という一大勢力を誇っている。24歳の新十両は「先輩方が着けていて憧れだったので、めちゃくちゃうれしい」と関取の仲間入りを喜んだ。

 入門から6年。高校の同級生だった琴勝峰(24=佐渡ケ嶽部屋)が19年九州場所で、王鵬(24=大嶽部屋)が21年初場所で新十両昇進しているのに対し、幕下上位で苦労しながらでようやく関取の座をつかんだ。「まず幕内に入って同級生と戦える地位へ行けるように頑張っていきたい。ライバルの意識は小学生の時から変わってない。ずっとライバルです」。先に出世した2人への対抗心を燃やした。

 4日後に迫った新十両場所では、大銀杏を結って紺色の締め込みで土俵に上がる。「とりあえず勝ち越しを目指して、そのあと2桁(勝利)、優勝を目指して頑張っていきたい」と目標を述べた。

 この日、同校出身関取第1号の三保ケ関親方(元幕内・栃栄)も同席。春日野部屋で指導する後輩を「優しい性格で真面目だけどのんびりしているタイプ」と評し「栄高校の化粧まわしをいただいて栄高校の看板を背負って土俵に上がるわけですから、もっと貪欲に積極的に頑張ってもらえたら」とさらなる飛躍を願った。

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