オリ・中嶋監督 故郷秋田に錦を飾れず「勝ちを見てほしかった」輝星は「出すタイミング間違ったかなと」

＜楽・オ＞7回、投手交代を告げるオリックス・中嶋監督（撮影・篠原岳夫）

　◇パ・リーグ　オリックス1ー4楽天（2024年5月8日　秋田）

　秋田県北秋田郡鷹巣町（現・北秋田市）出身のオリックス・中嶋監督は、敗戦を受けて「本当、勝ちを見てほしかったんですけど、それができなかったことが残念です」と肩を落とした。　

　就任4年目で初めて実現した凱旋試合。「今まではプレーしている身としてしか来てないので、そこまでって感じですかね。この球場来たのが初めてですし、前の球場じゃないのでなんか不思議な感じ」と話した。

　7回には同郷の吉田輝星を起用も、1失点。「出すタイミング間違ったかなと思った。向こう（楽天）の7回だったんで、あんまり（ファンの声援は）聞こえなかったんですけど」と相手のラッキーセブンだったことに言及しつつ、「輝星も頑張っていますし、点を取られてしまったんですけど、これからどんどん投げてよくなっていってくれたら」と期待を込めた。