西武・平良 右前腕の張りで出場選手登録抹消 松井監督「2、3日ノースローで、計画的にいく」

西武・平良

　西武の平良海馬投手（24）が9日、右前腕の張りのため出場選手登録を抹消された。平良は今季5試合に登板。初登板だった4月2日のオリックス戦で白星を飾ってから4試合勝ち星がなく、1勝2敗だった。

　平良はこの日、ベルーナドームで行われた1軍の全体練習に参加したが、ノースローの別メニュー調整を行った。

　松井監督は「2、3日ノースローで、その後投げてみて、段階を踏んでいくのか。計画的にはいきます。無理はさせません」と説明。4月30日の日本ハム戦で7回108球を投げて以降は、登板機会がなかった。

　西武は借金10で最下位と苦しむ中で、昨季チーム最多の11勝を挙げた右腕が離脱。8日には主軸のアギラーが右足首痛で出場選手登録を抹消されている。相次いだ故障者に、松井監督は「一日も早い回復と復帰（を願う）。しっかりと治して上がってきてもらいたい」と語った。