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新垣結衣 W主演の16歳のおかげで「凄くナチュラルにいれた」芝居について意見交換も…

スポニチアネックス / 2024年5月9日 19時32分

ダブル主演を務める新垣結衣と早瀬憩(撮影・小渕 日向子)

 女優の新垣結衣(35)が9日、都内で行われた映画「違国日記」完成披露上映会に出席した。パッツン前髪を披露した。

 新垣とW主演を務めた注目の新星・早瀬憩、夏帆、小宮真莉渚ら豪華キャストと、瀬田なつき監督とともに登壇した新垣。

 両親を交通事故で亡くした15歳の朝(早瀬憩)を勢いで引き取る、人見知りで片付けが苦手な少女小説家・広大槙生を演じる。

 新垣は「皆さんこんにちは」とほほ笑み、「本日はいち早くこの映画を見ようと集まってくださりありがとうございます。温かい映画になったんじゃないかなと思います」とあいさつ。この日初めての舞台あいさつに臨む早瀬を気遣う場面も。

 作品の中で「朝が歌っているシーンは本当に良いシーンです。凄く良いシーンです」と大絶賛。また、好きなシーンは皆で餃子を食べるシーンとキャスト全員が口をそろえ、終始、現場の空気が良かったという。

 ともに主演を務めた早瀬とは「2人とも割とマイペーな方。お互いに次のシーンの台詞を確認したり、原作を読み返したりしている時間も。撮影2日目には、物凄い深いところに踏み込んだ話をできたし、お芝居に関して2人で相談というか、意見を聞く瞬間もある」と語り、「物凄く自由。一緒にいて話したり、話していなかったり、凄くナチュラルにその場所に(新垣が)いられて、良い関係を築けたんじゃないかなと私は思っている。物凄い憩ちゃんのことを信頼して現場にいることができた」と早瀬にほほ笑むと、早瀬も「良い関係です!」と満面の笑みで新垣の思いに応えた。

 タイトルにかけて「行ってみたい国」を尋ねられ「行ってみたい世界は宇宙」とニッコリ。「私は、空を見るのが好き。青空も好きですし、曇りも好きですし、星空も好き。イラストや図形で目に見るような宇宙は見てみたいなと思う。実際、自分が宇宙に出て見る宇宙は違うと思う。すっごい怖いんだろうな、自分がちっぽけに思えてドキドキしちゃう…。ちょっとファンタジーの世界、開けた世界は見てみたいなと思います」と思いを伝えた。

 本作は「さんかく窓の外側は夜」など多くの人気作を生み出したヤマシタトモコの同名漫画が原作。なかなか理解し合えない寂しさを抱えながらも、丁寧に日々を重ね生活を育む内に家族とも異なった、かけがえの無い関係になっていく、優しさの形を提示するヒューマンドラマを描いている。

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