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貴闘力 同学年の元“暴走王”小川直也との出会いはオグリキャップの有馬記念ラストラン

スポニチアネックス / 2024年5月9日 20時57分

元関脇・貴闘力の鎌苅忠茂氏

 大相撲の元関脇・貴闘力の鎌苅忠茂氏(56)が9日までに自身のYouTubeチャンネル「貴闘力部屋」を更新し、ゲストの1992年バルセロナ五輪柔道男子95キロ超級銀メダリストで元プロ格闘家の小川直也氏(56)と最初の出会いを振り返った。

 2人は同学年。鎌苅氏が柔道に励んだ福岡・花畑中時代の同期が明大に進み、小川氏と同期になったことで交流が生まれたという。

 最初の出会いは1990年12月23日の中山競馬場。武豊騎乗のアイドルホース、オグリキャップが4番人気という低評価を覆し、ラストランでグランプリ制覇した。

 同年春に明大を卒業し、JRA職員となった小川氏はサービス推進部保安企画課に所属。研修の一環として、この有馬記念当日は警備のため中山競馬場を訪れた。当日の来場者数は17万7779人。「14万人を超えたあたりから(警備の)関係者が青ざめていた」と懐かしんだ。その場内で鎌苅氏と出会った。

 鎌苅氏は「俺は絶対にホワイトストーンとメジロライアンの1点だと思って、1点勝負。300万円をバーンと張ったんですよ」と購入馬券を振り返る。これに小川氏は「知ってる。外れた馬券を見せてもらったから。こんなに張ってんの!?と。その時からイメージがギャンブラー」と初対面からインパクト抜群だったことを語った。

 当時の連勝複式は枠連のみ。1着オグリキャップ、2着メジロラインの払い戻し、枠連3―4は7・2倍。ちなみに鎌苅氏が勝負をかけた枠連3―7のオッズは5・4倍だった。

 鎌苅氏は「終わったらカネは一銭もないから歩いて帰らなきゃいけない」と苦笑い。「武豊が勝ちやがって、コノヤロー!!」と、親交があるにもかかわらず武豊に八つ当たりしていたという。

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