千原ジュニア「笑っていいとも」出演時“いいとも～！”のかけ声に込めた思い「テレビの向こうで…」

千原ジュニア

　お笑いタレント・千原ジュニア（50）が、9日深夜放送の東海テレビ「千原ジュニアのヘベレケ」（木曜夜0・25）に出演。フジテレビ「笑っていいとも!」のレギュラーになった時の心境を振り返った。

　番組では「あの時、すごい感慨深かったなって瞬間」がトークテーマとなり、ジュニアは「俺は中学ずっと行かずに家でずっとテレビ見てたわけ」と引きこもりだった中学時代を回想した。

　そして、「当時のタイムシフトでいうと、8時から『おはよう！ナイスデイ』見て、次に再放送、2時間ドラマの明智小五郎、怪人二十面相とかあったわけ」と午前中に見ていたテレビ番組を振り返り「それが11時半に終わるねん。12時までの30分が俺の中でテレビの谷間。ガチのニュースしかやってない。これを何とかくぐり抜けたら、あの楽しい楽しい『笑っていいとも！』が始まるねん。それが14歳の時」と11時半からの30分を乗り越えた先に楽しい時間が待っていたと懐かしんだ。

　その上で「20年経て、34歳でいいとものレギュラーなった時に“もしかしたら、テレビの向こうで学校行かずに見てる少年がいるかも”って」と当時の自分のような子どもがいるのではないかと思い「“部屋にこもってたっていいとも～！”ってつもりで言ってた。“自分のタイミングで出ればいいとも～！”って」と番組内の「いいとも」のかけ声は自分のような子どもたちへのエールも込めていたと明かした。

　だからこそ「20年経て、14歳の時にこんな眩しい世界があるのかって思ってたところに入って、“いいとも～”って言えてるのかって、最初すっげー思ったな」とレギュラーになった時は感慨深かったと語った。