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【陸上】青学大・太田が男子2部ハーフで日本人トップの2位「故障しないで足作りして秋に備えたい」

スポニチアネックス / 2024年5月12日 10時17分

男子2部ハーフマラソンで2位に入った青学大・太田

 ◇陸上・関東学生対校選手権最終日(2024年5月12日 国立競技場)

 男子2部ハーフマラソンで太田蒼生(青学大)が1時間3分04秒で日本人トップの2位に入った。

 留学生のパトリック・カマウ(上武大)に振り切られた太田は険しい表情でゴールすると、ひざまずいて右手の拳を地面に叩き付け「ラストで差されて離された。悔しい。課題があるかなと思う」と悔しげに話した。

 レースは1週約1キロのコースを19周する周回コースで実施。太田は中盤まで先頭集団を前方で引っ張り、終盤はカマウ、高山豪起(国学大)との争いに。残り2キロで飛び出したが、最後でカマウに逆転された。

 太田は「残り2キロでもう一段上げて離したかったけど離せなかった。(カマウのスパートは)準備していないところで掛けられて反応できなかった」と振り返った。

 太田は今年の箱根駅伝で3区を走り区間賞の好走でトップに浮上。青学大の2年ぶり7回目の総合優勝に大きく貢献した。その後、左腰を負傷し、出場予定だった別大毎日マラソンなどを欠場したが、4月に復帰。上海ハーフマラソン(中国)で8位に入るなど復調していた。

 「(状態は箱根駅伝を走った)1月2日の8割。復帰してからは順調にやってこれた。(今後は)故障しないように足作りして秋に備えたい。今年こそは3大駅伝全部出たい。出雲で優勝したい」と秋の駅伝シーズンを見据えた。

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