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【リーグワン】東京SGは2季ぶり決勝進出ならず 田中監督「4回入ってスコアが1回」決定力不足を嘆く

スポニチアネックス / 2024年5月19日 21時26分

<BL東京・東京SG>前半、ハイボールを競り合うコルビ(左)とリーチ(撮影・篠原岳夫)

 ◇ラグビーリーグワン1部プレーオフトーナメント準決勝 東京SG20―28BL東京(2024年5月19日 東京・秩父宮ラグビー場)

 レギュラーシーズン3位の東京SGは同2位のBL東京との府中ダービーに20―28で敗れ、2季ぶりの決勝進出を逃した。旧トップリーグ時代の17~18年シーズン以来のリーグ制覇もお預けとなり、フッカー堀越主将は「大事な時間帯での小さなミスが勝敗を分けたと思う」と声を沈めた。

 前半は堀越自身のトライもあり10―7でリード。しかしスコア上はゲームを優位で進めたものの、田中澄憲監督が「(敵陣)22メートル内に4回入って、スコアが1回というのが物語っている」と振り返った通り、決定力不足を露呈。取るべき時に取り切れず、後半の逆転を許した。

 今季はレギュラーシーズンでも10勝1分け5敗で、BL東京には3戦全敗となった。この日はセットプレーやブレークダウンでは過去2戦より奮闘も、新たにタックルなどディフェンス面での課題を露呈した。堀越も「フィジカルバトルは勝てた場面もあったが、1人目のタックルミスで何度も抜かれた。小さなミスが失点につながった」と悔やんだ。

 25日に秩父宮で行われる3位決定戦では、昨季と同じく横浜と対戦する。

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