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広島・栗林 2年ぶり30セーブ 4試合連続走者許すも粘投でセ・リーグトップタイ「捕手の方々のおかげ」

スポニチアネックス / 2024年8月4日 5時2分

<広・中>試合に勝利し、タッチをかわす広島・栗林(左端)(撮影・岸 良祐)

 ◇セ・リーグ 広島4ー1中日(2024年8月3日 マツダ)

 広島の守護神・栗林は、終始チームメートに感謝した。3点優勢の9回を締め、2年ぶりの30セーブ到達。中日のマルティネスとリーグトップで並び「ずっと走者を出す苦しい投球が続いているけど、勝ち切れているのは捕手の方々のおかげ」と頭を下げた。

 無死一塁。中田の三塁強襲安打が分岐点だった。守備固めの二俣がファウルゾーンへ転がった打球を処理、三塁ベースカバーの矢野へ送球し、一塁走者・細川を刺したプレー。1死一塁になり「二俣のおかげ。矢野もそう。アツ(会沢)さんも声をかけてくれたので改めて打者と勝負できた」と語った。

 ここまで45試合に登板し、防御率1・10。4試合連続で走者の出塁を許し、ピリッとしない投球が続いても、豊富な経験で身に付けたテクニックや引き出しでカバーする。「悪いから悪い結果が出るわけじゃない。気持ちと集中力」と力を込める。

 捕手のリードやバックの好守に力を得ながら試合を締める守護神を、新井監督は「(リーグ)トップに立ったわけだからね。素晴らしい数字」と称えた。

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