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【甲子園】超名門校対決実現!両校合わせて48度の出場、7度の準Vも過去に対戦なし

スポニチアネックス / 2024年8月4日 15時29分

対戦が決まった熊本工の浜口・ 太主将(左)と広陵の只石貫太主将

 第106回全国高校野球選手権大会の組み合わせ抽選会が行われ、2回戦初戦となる第6日第1試合で広陵(広島)―熊本工(熊本)の名門校対決が実現することとなった。

 長く高校野球の歴史を彩ってきた両校。広陵は2年連続25度目の出場。熊本工は3年ぶり23度目の出場となった。

 全国的なファンも多い両校は、大会で残してきた数字も似ている。広陵は夏の大会は通算35勝で最高成績は過去4度の準優勝。熊本工も30勝を挙げ、過去3度の準優勝が最高だ。

 広陵は佐賀北(佐賀)の「がばい旋風」が吹き荒れた07年に準優勝。熊本工は96年決勝で「奇跡のバックホーム」を見せた松山商に敗れた。聖地の決勝戦で記憶に残る名勝負を繰り広げた共通点もある。

 抽選会を終えた広陵・只石貫太主将(3年)は熊本工について「守りからリズムを作るような、粘り強い野球を持たれていると思うので、その粘り強さに絶対、負けないようにしたいと思います」と表情を引き締め、熊本工・浜口翔太主将(3年)は「広陵さんは全国の常連校なので、名前に負けずに、自分たちの野球を、初回から攻め続けられるようにしたい」と意気込みを示した。

 広島県と熊本県の高校は過去5度の対戦があるが、意外にもこの名門両校の対戦はなし。全国的にもファンの多い高校だけに、初戦から聖地を盛り上げることは間違いない。

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