ソフトバンク・柳町が劇的サヨナラ打！負け投手寸前の同期・大関救った「取り返してやろうと…」

＜ソ・日＞9回1死二、三塁、サヨナラ適時打を放った柳町（撮影・成瀬　徹）

　◇パ・リーグ　ソフトバンク３―２日本ハム（2024年8月4日　みずほペイペイＤ）

　ソフトバンクが5年目、柳町達外野手（27）のサヨナラ打で劇的勝利を飾った。

　柳町は「最高です！」とお立ち台で笑顔を見せた。

　正木の右犠飛で土壇場で追いつき、なお1死二、三塁の場面。「正木が同点にしていい形で繋いでくれた。何としても僕で決めようと打席入った」と慶大の後輩を称えた。

　どうしても勝ちたかった。同期入団で同学年の先発・大関が7回1死までノーヒットノーランの好投を続けながら代打・野村に逆転2ランを浴びた。

　快挙から一転、負け投手になる危機。柳町は「（大関が）いいピッチングしてたんで、何とか取り返してやろうという気持ちでいっぱいだった」と、大関の負けを消して、チームに勝利をもたらした一打を喜んだ。