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大の里 柔道パリ五輪銀メダリスト村尾三四郎と12年前に対戦していた「秘蔵映像ですよね」その結果は…

スポニチアネックス / 2024年8月4日 18時20分

豪ノ山(手前)と申し合い稽古を行う大の里(撮影・前川 晋作)

 大相撲夏巡業が4日、長野県佐久市の長野県立武道館で行われた。この日スタートした夏巡業は、北陸、東海、関東、東北、北海道と東日本の広域を回り、25日の横須賀場所まで全19日間の日程で行われる。

 関脇・大の里(24=二所ノ関部屋)が、名古屋場所後の1週間はパリ五輪を連日テレビ観戦していたことを明かした。前夜は柔道の混合団体に熱中。「(決勝のフランス戦)3―1でこのまま勝つと思って、テレビ消して寝ちゃいました。朝起きてびっくりしました」。

 大の里は、パリ五輪に出場する柔道選手と深い関わりがある。男子90キロ級銀メダリストで混合団体にも出場した村尾三四郎(23)とは同学年で、小6の夏に行われたわんぱく相撲全国大会で対戦していたことを明かした。「ぶん投げられました。強かったなと、今でも覚えてます」。ベスト8進出を懸けた5回戦で対戦し、結果は村尾三四郎が左からの上手投げで勝利。その動画がここ数日SNSで拡散されており「まさか今になってバズるとは…。(自分が)勝っていればいいけど、ぶん投げられてますからね」と苦笑いしていた。

 村尾三四郎が中学から相撲を辞めて柔道に専念したため、対戦はこの一度きり。大の里はその後も村尾の活躍を時々チェックしており「インターハイで優勝したのとか、(22年6月の全日本学生優勝大会団体戦で)斎藤立に勝ったのとか見て、すごいなと思っていました」と、かつての“戦友”に注目していた。相撲で対戦してから12年の時を経て、一方は大相撲の歴史を塗り替える史上最速優勝、一方は五輪の銀メダリストに。今となっては「秘蔵映像ですよね」と小学生時代の思い出を懐かしんだ。

 また、女子52キロ級の阿部詩(24)とは日体大スポーツ文化学部武道教育学科の同級生。女子52キロ級の試合は名古屋場所千秋楽と同日で「千秋楽パーティー終わってから、阿部詩が負けたと知って驚きました。金メダル獲るものだと思っていたからびっくりでした」と振り返った。

 日体大の同級生には、レスリング男子グレコローマン77キロ級に出場する日下尚(23)もいる。さらに日下は中学まで相撲をやっており全国中学校選手権(全中)にも出場していたという共通項もある。「これからレスリング始まりますし、同世代はやっぱり気になりますね」。縁のある五輪アスリートに期待を寄せた。

 相撲は五輪競技ではないが、大の里は“第2の五輪”と呼ばれる非五輪競技の国際大会「ワールドゲームズ」に出場したことがある。大学4年の夏、米バーミングハムで開催された同大会に相撲の日本代表として無差別級で金メダルに輝いた。「開会式がすごかったり、選手村があったり、オリンピックと似ているんだろうなと思います」。2年前の“金メダリスト”大の里には五輪と深いつながりがあった。

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