プロボクシング タノンサックが東洋王座を初防衛 世界初挑戦へ前進
スポニチアネックス / 2024年8月4日 19時49分
プロボクシング東洋太平洋ライトフライ級タイトルマッチが4日、エディオンアリーナ大阪第2競技場で行われ、王者タノンサック・シムシー(24=タイ)が5回2分52秒、TKOで同級10位の挑戦者ジョン・ポール・ガブニラス(23=フィリピン)を退け、初防衛に成功した。
「初防衛できて、うれしい。本石会長をはじめグリーンツダジムのみなさんに感謝している。故郷の両親にベルトを見せたい。もっとパンチ、ボディーワークもフットワークもスピードを速くして、そろそろ世界戦に挑みたい。頑張ります」
立ち上がりは相手が力強く振ってくる左フックや左ボディーをブロックしながら、ワンツーや右ボディーで対抗。3回あたりで相手のパンチを見切り、右ストレートを効かせて主導権を握った。決着の5回は右を効かせ、返しの左フックを入れたところでレフェリーが試合を止めた。
グリーンツダジムのプロモートを受けているタノンサックは今年4月の同王座タイトルマッチで王者ミエル・ファハルド(フィリピン)に判定勝ちして王座を獲得した。20年11月にWBA世界ライトフライ級スーパー王者・京口紘人(ワタナベ)に挑戦するはずが、京口らの新型コロナ感染により試合は中止された。その後は母国タイの王座を獲得するなど実績を積んだ。
ライトフライ級で世界ランクはIBFとWBOでともに4位につけている。本石昌也会長は「世界ランクで上位にいるので、次あたりで世界挑戦できれば」と団体にこだわらず、チャンスを探る方針だ。世界初挑戦が試合直前に消滅した20年秋から、もうすぐ4年になる。タノンサックは「気持ちが強くなったし、スパーリングをどんどんやってレベルアップしている」と意気込みを新たにした。
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