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バスケ女子主将・林「圧がすごかった…」 3連敗で1次L敗退に声を詰まらせ「あと1勝したかった」

スポニチアネックス / 2024年8月4日 20時11分

日本代表・林(AP)

 ◇パリ五輪第10日 バスケットボール女子1次リーグC組 日本58ー85ベルギー(2024年8月4日 ピエール・モロワ競技場)

 女子バスケットボール日本代表(世界ランク9位)は、1次リーグC組最終戦でベルギー(同ランク6位)と対戦。第1Qは3Pシュートを全て失敗するなど前半から苦しい展開が続き、ベルギーに58―85で敗れて3連敗で1次リーグ敗退。2大会連続メダル獲得を目指したが、8強を前に姿を消した。

 苦しい展開の中で最後まで選手たちは戦い続けた。主将の林咲希(29=富士通)は「気持ちの部分で自分たちは負けないようにしようっていう話と、もう走り切ろうっていう話をしたので、走り切れた部分であったり、いろんないい場面もあったんですけど、ベルギーの圧もすごかったですし、すごいシュートも入りましたし、なかなか自分たちが止めきれなかった部分がたくさんあったなっていうふうに思います」と試合を終えてコメントした。

 主将として迎えたパリ五輪。「もうみんなが本当に支えてくれたので、それはやり切らなきゃいけない部分でしたし、なかなかプレーでみんなを引っ張ることができなかったんですけど、でもやり切ろうっていう気持ちはあったので、あと1勝したかったですし、次に進めたかったのっていう気持ちはあります」と声を詰まらせながら心境を吐露した。

 3連敗で8強を前に敗退し、2大会連続メダル獲得の夢は散った。「もう東京オリンピックから本当に世界と戦う上で、追われる立場だった中で自分たちは、何すかね、新しいバスケットになって追う立場の気持ちがあって、その中でもやっぱり世界は日本と戦う上でレベルアップしてきたなっていう感覚がこのオリンピックでもすごい味わえました」と成長できる部分も感じたという。

 「まだまだフィジカルの部分でもスキルの部分でも足りない部分がたくさんあったなっていう収穫があったので、全部Wリーグでもしっかりそこ、切り替えてやっていけるように頑張っていきたいなっていうふうに思います」と今後に向けて気持ちを切り替えた。

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