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【バスケ女子】3連敗で終戦 高田「悔しい」も「この先の人生の中ですごく大切な3年間。財産になる」

スポニチアネックス / 2024年8月4日 20時15分

<日本・ベルギー>必死のディフェンスを見せる(右から)高田、馬瓜エブリン(ロイター)

 ◇パリ五輪第10日 バスケットボール女子1次リーグC組 日本58ー85ベルギー(2024年8月4日 ピエール・モロワ競技場)

 女子バスケットボール日本代表(世界ランク9位)は、パリ五輪1次リーグC組最終戦でベルギー(同ランク6位)と対戦。第1Qは3Pシュートを全て失敗するなど前半から苦しい展開が続き、ベルギーに58ー85で敗れて3連敗で1次リーグ敗退。2大会連続メダル獲得を目指したが、8強を前に姿を消した。

 高田真希(34=デンソー)は「悔しいです」と第一声でつぶやき、「相手がやってくることに自分たちもアジャストしたんですが、それでもやってくるのが強いチーム。しっかり対策したうえでやられてしまった。相手の方が上だった」と言い訳はしなかった。

 日本は3Pがうまく入らずに苦戦した。この要因については「日本にスリーポイントを打たせないような守り方をしていたので、うまく攻めることができなかった」とベルギーの堅守を称え、決勝トーナメントに進出するために大量得点が必要だったことには「条件を理解していたので、迷わず積極的にシュートを打ちに行こう」とチーム内で話し合ったものの「実力不足」と認めざるを得なかった。

 自身は3度目の五輪。「悔しいが、この3年間本当に自分もチームメートも苦しい状況の中で頑張ってきた。これが全て無駄になることはない。この先の人生の中ですごく大切な3年間だと思う。この経験をいかしていくことがバスケ人生でも、その先の人生の中でもすごく生きてくることはたくさんある。各々の財産になる」と語った。

 取材に何度もファンに感謝しつつ、3連敗の結果には「勝ちを届けたかった」と肩を落とした。

 21年東京五輪を上回る金メダル目標に掲げていた日本。しかし1次リーグは強豪国と同組の“死の組”に入り、米国、ドイツに2連敗と窮地に追い込まれた。

 しかし第1Qから苦しい展開に。高田、林咲希(29=富士通)の連続得点から始まったが、日本の武器の一つでもある3Pが7本試投で全て失敗。残り8分35秒以降はフィールドゴールを決められず、フリースローの3点のみでこのクオーターは7―19と12点リードを許した。

 第2Qには赤穂ひまわり(25=デンソー)の3Pシュートを皮切りに、途中出場の馬瓜エブリン(29=デンソー)、林が3Pシュートを決めたがに23―39とリードを広げられて前半を折り返した。

 巻き返しが期待された第3Qだったが、開始から3分半は無得点で0-6のランでリードをさらに広げられた。苦戦が続く展開で最終クオーターまで選手たちは戦い抜いたが、無念の3連敗でパリ五輪を終えた。

 試合後には宮崎早織(28=ENEOS)、エブリンが健闘を称えな合いながら抱擁して涙を流した。

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