阪神・才木 DeNA相手に6回5失点も収穫「CSに向けては良い感じ」

＜神・D＞6回、勝ち越した才木（撮影・大森　寛明）

　◇セ・リーグ　阪神7―6DeNA（2024年9月29日　甲子園）

　結果とは裏腹に手応えを感じた。阪神先発の才木は、6回9安打5失点で降板。レギュラーシーズン最終登板を白星で飾れなかったがCSで対戦の可能性があるDeNA相手に収穫を得た様子だった。

　「打たれたのは全部甘かったぐらいで。CSがあるので、そこに向けては良い感じかなとは思っている」

　このまま順位が確定すればファーストSでぶつかる。3安打を許した佐野、牧、宮崎ら中軸との対戦で自分なりに“餌まき”も行ったのかもしれない。

　開幕からローテーションを守り13勝、防御率1.83、137奪三振はいずれもチームトップ。「前半戦は1―0で勝ったり僅差の試合が多かった。そういうのは凄い良いこと」と振り返り、「いったん休みます（笑い）。フレッシュな状態でCSに入れるように」。しばしの充電を経て、大黒柱として短期決戦に臨む。