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最下位・西武 本拠最終戦セレモニーで渡辺監督代行が謝罪「悔しくつらい思いを」 ファンは温かい拍手

スポニチアネックス / 2024年10月1日 21時11分

<西・日>ホーム最終戦を終えあいさつする渡辺監督代行(撮影・白鳥 佳樹)

 ◇パ・リーグ 西武4―0日本ハム(2024年10月1日 ベルーナD)

 西武は日本ハムに4―0で快勝し2連勝。本拠ベルーナドームの今季最終戦を白星で飾った。最終戦セレモニーでは主将の源田壮亮内野手、渡辺久信監督代行がファンへあいさつ。渡辺監督代行は「ファンの皆さんには本当に悔しくつらい思いをさせてしまい、本当に申し訳ありませんでした」と頭を下げ、歴史的大敗を喫したシーズンを謝罪した。

 源田は「ファンの皆様、1年間、熱いご声援、ありがとうございました。今シーズン、ファンの皆様の期待に応えることができず、悔しいシーズンになりました。しかし最下位という順位が決まった後も、たくさんのファンの方がベルーナドームにお越しくださいました。そのファンの方々の熱は選手全員にしっかり届いています。この秋からしっかり練習して、強いチームになって、来シーズンのこの時期はファンの皆さんと喜び合いたいと思います。来シーズンもさらなる熱いご声援をよろしくお願いします。1年間ありがとうございました」とあいさつ。

 渡辺監督代行は「2024年シーズン、ファンの皆さんには本当に悔しくつらい思いをさせてしまい、本当に申し訳ありませんでした。GM、監督代行として責任を感じております」とまずは成績低迷を謝罪。

 そして「チームはまだまだ発展途上で若い選手が多いですが、皆さんも気付いていると思いますが8月終わり頃から9月にかけてチームは本当に変わってきております。必ず秋季練習、秋季キャンプ、猛練習をして来季、ファン方の期待に応えられるよう、やってくれると思っております」と続け、ファンからは大きな拍手が起こった。

 「41年前、西武ライオンズに18歳で入団してほとんどの期間をライオンズとして戦ってきました。私は誰よりも西武ライオンズを愛しています。ファンの皆さんも引き続きライオンズ愛で選手の後押しをしてほしいです。よろしくお願いします。今年は本当にありがとうございました。来年またよろしくお願いします」とあいさつを終えて頭を下げた。

 昨季の5位からの巻き返しを期した今季だったが序盤から低迷し、5月26日には松井稼頭央監督の休養を発表。渡辺GMが監督代行を兼任したが。9月10日には125試合目で3年ぶりの最下位が確定し、同11日には西鉄時代の1971年に記録した84敗を上回る球団ワースト記録を更新した。

 5月14~24日、6月2~11日、7月5~14日、8月4~13日と4カ月連続で8連敗を記録。渡辺監督代行は監督職の辞意を固めており、GM職も辞める可能性が高い。来季の新監督として、西口文也2軍監督の内部昇格で一本化されている。

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