ソフトバンク今季90勝王手！ 19歳・前田悠伍の黒星消えるも43歳・和田毅が緊急降板の明暗

＜ソ・オ25＞6回、森の一ゴロでベースカバーに入り負傷した和田は治療のためベンチに戻りそのまま降板する（撮影・岡田　丈靖）

　◇パ・リーグ　ソフトバンク8―6オリックス（2024年10月1日　みずほﾍﾟｲﾍﾟｲＤ）

　ソフトバンクが逆転で89勝目。シーズン90勝に王手をかけたが、CSのキーマンに浮上していたベテラン左腕を異変が襲った。

　6回から和田が4番手で登板。先頭の森を一ゴロに打ち取ったが、ベースカバーに入った際に異変。左股関節付近を叩き表情を曇らせた。

　和田は治療でベンチに下がったが、そのまま戻ってこられず。急きょ、岩井がマウンドに送られた。

　和田は9月25日の西武戦で中継ぎ登板。同29日の日本ハム戦では1球でホールドを記録するなどポストシーズンに向けてベテラン左腕の新しい役割に対する期待は大きかった。

　この試合、先発はドラフト1位左腕の前田悠伍。プロ初先発は3回6失点で降板したが、正木の7号ソロ、栗原の19号2ラン、今宮の3点二塁打などで一気に逆転。19歳のデビュー戦黒星を消していた。