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オリ・中嶋監督 5回途中降板の田嶋に「もったいないのを何年も続けているのが、本当にもったいない」

スポニチアネックス / 2024年10月1日 22時17分

<ソ・オ>5回、選手交代を告げる中嶋監督(撮影・岡田 丈靖)

 ◇パ・リーグ オリックス6―8ソフトバンク(2024年10月1日 みずほペイペイ)

 6点リードをひっくり返され、リーグ最多となる今季27度目の逆転負けを喫したオリックス・中嶋監督は「打てば打たれるし…。どうなってんだこりゃ、って感じで」と嘆いた。

 プロ初登板だったソフトバンクの前田悠から3回までに6点を奪った。しかし先発の田嶋が3、4回に1点ずつ失い、5回には2死一塁から栗原に右越え2ランを献上。2点差に迫られてなおも山川と正木に連打を浴びて一、二塁を背負い、勝利投手の権利まであと1アウトのところで指揮官は降板を告げた。代わった2番手・鈴木が、今宮に決勝打を浴びた。

 中嶋監督は今季6勝8敗で終えた田嶋について「(田嶋は)勝ちきるということに関しては、勝っても同じだけ負けている。勝ちきれる投手は、勝ちどころをしっかり抑えてくる。それが今まで見てきたエースクラスなので。そういう意味では、持っている力というかボールの質とかも見たら、もったいないですよね。もったいないのを何年も続けているのが本当にもったいない。一つ歯車が狂ったときに大量点になるのは、今までのパターンですけどね」と乱調を嘆いていた。

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