1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. 野球

阪神・才木 CSファーストステージ第1戦先発最有力!第2戦は遥人で連勝突破を決める

スポニチアネックス / 2024年10月2日 5時17分

阪神・才木

 阪神・才木浩人投手(25)が、12日に甲子園球場で開幕するクライマックスシリーズ(CS)・ファーストステージ(S)第1戦の先発最有力候補であることが1日、分かった。シーズン2位からの“下克上”を目指す短期決戦の初戦。今季13勝3敗、防御率1・83、勝率・813と圧巻の数字を残し、聖地でも11戦無敗6勝を誇った右腕に大事な先陣を託す。続く第2戦先発は高橋遥人投手(28)が濃厚。巨人が待つファイナルS(16日開幕、東京ドーム)へ向け、猛虎が誇る左右両腕で連勝突破をもくろむ。

 シーズン2位からの“下克上シリーズ”は、才木の第1球から幕を開ける――。12日に甲子園で開幕するCSファーストS。2年連続日本一への第一歩となる初戦の先発マウンドは、目下リーグ2位タイ13勝、同3位の防御率1・83など抜群の安定感を誇る虎の若きエースに託されることが、決定的となった。

 この日、投手指名練習に参加した久保田投手コーチは、CSの先発ローテーションについて問われると、明言を避けつつ「(才木が中心)とは、なってくると思います」と見通しを立てた。仮に高橋を初戦で起用すれば、21日の巨人とのファイナルS第6戦にも、シーズンに近い中8日の登板間隔で投入することが可能。それも一手に違いない。また、相手がDeNAか広島か未定のため「(相手によって登板順を)変えてくるかもしれない。相性と今年の成績と」と含みも持たせた。

 とはいえ最も信頼できる決定材料は、1年を通して先発の柱として君臨し、積み重ねてきた白星と確かな実績に他ならない。それは才木に軍配が上がる。絶対に取りたい短期決戦の初戦。セ界が嫌がる高橋の複数先発プランより「開幕・才木」を重視するのが、24年の岡田阪神にとっては自然な流れと言える。

 右腕はレギュラーシーズン最終登板となった9月29日DeNA戦(甲子園)こそ6回5失点ながら、ファーストSの“前哨戦”とも言える登板でひとまずの予行演習を終えた。その試合後には「CSにつながるところはあった」と手応えを語り「いったん体の調子を整えて、フレッシュな状態でCSに入れるように」と決意を新たにもしていた。この日は登板2日後のオフ。きょう2日から決戦へ向け、リスタートする。

 大黒柱で王手をかければ、東京ドームへの切符を懸けた第2戦は高橋の出番となる。今季は3年ぶりの1軍復帰を果たし、5戦4勝(1敗)。天王山だった9月23日巨人戦(甲子園)では7回途中1失点で黒星も、貫禄すら漂う投球を披露してみせた。同29日に出場選手登録を抹消され、13日に向けた調整へ全身全霊を傾けている。

 ポストシーズン開幕まであと10日。宿敵が待つファイナルSの舞台へ、強力な二枚看板が猛虎をけん引する。

 ≪侍ジャパン最終候補入り≫

 ○…才木は、11月に開催される「プレミア12」を戦う侍ジャパンの最終候補メンバーにも残っていることが1日、分かった。メンバーは今月上旬に発表される予定で、選出されれば自身初となる。昨年3月にはWBCに向かう侍ジャパンとの強化試合で対戦した大谷(現ドジャース)に一発を浴び力の差を痛感した右腕。今回は進化した姿で自身が日の丸を背負い、他国の強打者に立ち向かうことになる可能性がある。

 ≪遥人 ポストシーズンへ万全の状態で≫高橋は13日のCSファーストS2戦目での登板が有力で、この日は甲子園球場での投手指名練習でキャッチボールなどをして汗を流した。当初はシーズン最終戦となるあす3日DeNA戦(横浜)に登板予定も、順位が確定したため回避。万全の状態でポストシーズンに臨む構えで、「いつでもいけるように、疲れすぎず、体を動かしていきたい。気持ちも入ると思うので、それに乗ってマウンドにいきたい」と意気込んだ。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください