1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. 野球

巨人・山崎伊織が10勝目 菅野、戸郷に続いた!7年ぶり2桁勝利3人 右腕だけでは球団27年ぶり

スポニチアネックス / 2024年10月2日 20時43分

<巨・D>巨人先発の山崎伊(撮影・島崎忠彦)

 ◇セ・リーグ 巨人4―2DeNA(2024年10月2日 東京D)

 巨人の4年目右腕・山崎伊織投手(25)が2日のDeNA戦(東京D)で今季24度目の先発登板。7回途中5安打2失点と好投して今季10勝目(6敗)を挙げ、自身初の10勝をマークした昨季に続いてシーズン最終戦で2年連続2桁勝利を達成した。

 2桁勝利は15勝(3敗)の菅野、12勝(8敗)の戸郷に続いて今季チーム3人目。同一シーズンに3人の2桁勝利投手が出るのは2017年の菅野(17勝)、マイコラス(14勝)、田口(13勝、現ヤクルト)以来球団7年ぶり。右投げ投手だけでは1997年の槙原(12勝)、ガルベス(12勝)、桑田(10勝)以来27年ぶりの快挙となった。

 8月20日の広島戦(東京D)以来5試合ぶりとなる大城卓三捕手(31)との東海大出身“イオタク”バッテリーでマウンドへ。まずは2回無失点で2年連続2度目となるシーズン規定投球回(143回)をクリアした。

 すると、味方打線が3回に佐々木の適時打とオコエの2ランで3点先取。序盤で援護をもらった山崎伊は6回、オースティンにバックスクリーンへ25号ソロを叩き込まれて1点失ったが、その裏には味方打線が門脇の適時打で1点追加して再び3点差となった。

 山崎伊はその裏、6回の第3打席で送りバントをして一塁ベースに駆け込んだ際に相手選手と接触。左膝付近を押さえて腰を折り、トレーナーが駆けつけるなどヒヤリとさせる場面もあったが、7回も続投した。ユニホームの左膝上あたりには血のようなものがにじんでいたが、そのまま上がったマウンド。1死二、三塁となったところで阿部慎之助監督(45)が投手交代を告げ、2番手左腕・高梨が代打・筒香に犠飛を許して山崎伊の失点は2となった。

 山崎伊は8月27日のヤクルト戦(神宮)で9勝目。だが、9月3日のヤクルト戦(京セラD)で7回途中5安打2失点と好投するも打線の援護に恵まれず、10勝目を逃した。

 3試合続けて同じ相手との対戦となった9月13日のヤクルト戦(神宮)では初回に村上から先制3ランを浴びるなど4失点して2回2/3で今季最短KO。翌14日に今季初めて出場選手登録を抹消されて2軍調整となった。

 9月26日に再登録され、同日のDeNA戦(横浜)に中12日で先発登板。だが、2回までに大量6点の援護をもらいながら2試合連続で2回2/3しか投げられず、9安打4失点KOされていた。

 チームは9月28日に敵地・マツダでの広島戦に勝って4年ぶりのリーグ優勝達成。胴上げシーンでは大城卓の姿を見つけると満面に笑みを浮かべて抱きつき、長身な先輩の胸に顔をうずめてしばらくそのまま。一度離れたあとでもう一度抱きつき、笑顔の大城卓に背中を優しくポンポンされて喜びを分かち合う姿が“可愛い”とSNSで話題になっていた。

 この日は、山崎伊になんとしても2桁勝利させたいというチーム全体の熱い思いに支えられて中5日で登板。見事に思いに応えた。

 昨季は8月12日のDeNA戦(東京D)で9勝目を挙げたあとで足踏みが続き、チーム最終戦となった10月4日のDeNA戦(東京D)でプロ初完封。“7度目の正直”で10勝目を挙げ、プロ初の2桁勝利を飾るとともに初めて規定投球回もクリアしていた。

 山崎伊の投球内容は6回1/3で打者26人に対して105球を投げ、5安打2失点。4三振を奪って2四球を与え、直球の最速は151キロだった。

 

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください