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巨人・山崎伊織「今シーズンを振り返りながら投球しました」 2年連続2桁勝利、仲間の思いに「感謝」

スポニチアネックス / 2024年10月2日 21時32分

<巨・D>勝利しナインとタッチを交わす山崎伊(中央)(撮影・光山 貴大)

 ◇セ・リーグ 巨人4―2DeNA(2024年10月2日 東京D)

 巨人の4年目右腕・山崎伊織投手(25)が2日のDeNA戦(東京D)で7回途中5安打2失点と好投して今季10勝目(6敗)を挙げ、自身初の10勝をマークした昨季に続いてシーズン最終戦で2年連続2桁勝利を達成した。

 2桁勝利は15勝(3敗)の菅野、12勝(8敗)の戸郷に続いて今季チーム3人目。同一シーズンに3人の2桁勝利投手が出るのは2017年の菅野(17勝)、マイコラス(14勝)、田口(13勝、現ヤクルト)以来球団7年ぶり。右投げ投手だけでは1997年の槙原(12勝)、ガルベス(12勝)、桑田(10勝)以来27年ぶりの快挙となった。

 山崎伊は「今シーズンを振り返りながら投球しました」と監督、コーチ、チームメートの思いを受けて上がったマウンドにしみじみ。「回の途中で降板となってしまったことは申し訳ないです」と謝罪しつつ「中継ぎのみなさん、野手のみなさんにはいつも助けていただき感謝しています。次はもっと良い投球ができるように頑張ります」と最後まで感謝していた。

 山崎伊は8月27日のヤクルト戦(神宮)で9勝目を挙げてから3試合足踏み。直近2試合はともに2回2/3で4失点KOされていたが、なんとしても山崎伊に2桁勝利させたいというチーム全体の熱い思いに支えられて中5日で登板。見事に思いに応えた。

 8月20日の広島戦(東京D)以来5試合ぶりとなる大城卓三捕手(31)との東海大出身“イオタク”バッテリーでマウンドへ。まずは2回無失点で2年連続2度目となるシーズン規定投球回(143回)をクリアすると、打線の援護も受けての好投だった。

 昨季は8月12日のDeNA戦(東京D)で9勝目を挙げたあとで足踏みが続き、チーム最終戦となった10月4日のDeNA戦(東京D)でプロ初完封。“7度目の正直”で10勝目を挙げ、プロ初の2桁勝利を飾るとともに初めて規定投球回もクリアしていた。

 

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