巨人ドラ3新人・佐々木俊輔 今季最終戦で1軍昇格、即スタメン＆V打「良かったです」

＜巨・D＞3回、適時打を放つ佐々木（撮影・島崎忠彦）

　◇セ・リーグ　巨人4―2DeNA（2024年10月2日　東京D）

　巨人のドラフト3位ルーキー、佐々木俊輔外野手（24＝日立製作所）が2日に出場選手登録され、同日に今季のチーム最終戦として行われたDeNA戦（東京D）で「1番・左翼」に入って即先発出場。3回に先制＆決勝の中前適時打を放つなど2安打1打点と活躍してチームの勝利に貢献した。

　山崎伊織投手（25）の2年連続2桁勝利に向け、チーム一丸となって臨んだ一戦。0―0で迎えた3回、1死二塁で入った第2打席で相手先発右腕・石田裕が1ボール2ストライクから投じた6球目、真ん中高めにきた146キロ直球を中前適時打とし、二走・門脇を先制のホームへと迎え入れた。

　「コンパクトなスイングで強い打球をと思っていました。先制につながって良かったです」と振り返った佐々木。初回の第1打席でも石田裕から遊撃への内野安打を放っており、2安打で勝利に貢献した。山崎伊も無事に10勝目を挙げて2年連続2桁勝利となり、ベンチの雰囲気も盛り上がっていた。