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巨人・吉川尚輝がプロ8年目で初の全143試合出場「素直にうれしい」 負傷箇所は「大丈夫」

スポニチアネックス / 2024年10月2日 23時27分

<巨・D>初回、代打を送られた吉川(撮影・島崎忠彦)

 ◇セ・リーグ 巨人4―2DeNA(2024年10月2日 東京D)

 巨人の吉川尚輝内野手(29)がプロ8年目で自身初となるシーズン全試合出場を果たした。

 今季最終戦となった2日のDeNA戦(東京D)で「3番・二塁」に入って先発出場。打席には立たず、初回に代打・中山を送られて途中交代した。

 9月26日のDeNA戦(横浜)で初回に先制&決勝の左前適時打を放って27試合連続出塁としたが、3―0で迎えた2回、1死一、三塁で入った第2打席で相手先発左腕・ケイが投じた6球目、内角高めにきた152キロ直球に身をよじりながらよけ、その場に転倒。その際に自身の肘が当たって肋骨付近を負傷した模様で、優勝決定後の2試合は先発出場するも打席には入らず途中交代でレギュラーシーズンを終えた。

 試合後には「素直にうれしい。最後の2試合は、こういう形になってしまったんですけど、監督とか、いろいろな人に感謝したい」とした吉川。

 「1試合1試合の積み重ねじゃないですけど、先を見ずに1試合1試合、1日1日をやってきた結果だと思います。優勝できたので、そこが一番うれしい」と改めて喜んだ。

 今後のクライマックスシリーズ(CS)、その先にある日本シリーズ進出、そして2012年以来12年ぶりとなる日本一へ向け、守備でも打撃でも“尚輝たまらん”と言いたいファンにとっても吉川の存在は絶対不可欠だ。

 負傷箇所が心配されるが、「(脇腹は)大丈夫です」とキッパリ。「監督も言ってましたけど、しっかり調整して、いい準備をしていきたい」とCSへ気合を入れ直していた。

 吉川は岡本和とともに開幕戦から全試合スタメン出場を続け、9月10日の広島戦(マツダ)から3番に定着。空前の大混戦を抜け出して優勝を決めた9月の月間成績は24試合に出場して打率.375(96打数36安打)、2本塁打、11打点、得点圏打率.421と絶好調。守備でも再三の好守で月間無失策とチームをけん引した。

 中京学院大から2016年ドラフト1位で巨人入りした吉川だが、かつては腰痛や死球による骨折などで離脱したこともあり、全試合出場はプロ8年目で自身初。143試合に出場して打率.287(536打数154安打)、5本塁打、46打点という好成績だった。

 なお、打率は規定打席到達者でチームトップ、打点と得点は岡本和に次いでチーム2位、12盗塁はチーム最多となっている。

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