1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. 野球

【阪神・藤川新監督 語る】理想のリーダー像は「岡田監督です」「これからもお世話に」

スポニチアネックス / 2024年10月15日 16時2分

就任会見を行う藤川球児新監督(撮影・平嶋 理子)

 阪神の第36代監督として就任会見に臨んだ藤川球児新監督(44)は、会見前に岡田彰布前監督(66)に挨拶をして、激励を受けたことを明らかにした上で、岡田前監督を理想のリーダーに挙げた。以下は一問一答。

 ――今回の監督就任にあたって、岡田さんご本人と交わされた言葉、もしくはやり取りしたメッセージなどありましたら教えてください。

 「今日の朝、ご連絡させていただきました。やっぱりすごく疲れているであろうところなんですけれども、明るく非常に。頑張れよというところで、ご指導お願いしますということをお願いしたら、また必ずすぐ行くからと。今疲れてるところだと思いますから。でも、元々本当に大恩師ですから。僕にとっての1番の恩師で、これからもお世話にならなきゃいけない。球団含めて。阪神タイガースは岡田監督であるという風に言っても過言ではないと思います。僕がここにいる以上、間違いないと思います。教え子なので。それを活かしながら、また疲れが癒えたら皆さんの前にも来てくれるだろうし、僕の後ろで 支えてくれるんじゃないかと思います」

 ――オンオフを使い分けると言っていたが、藤川さんの理想のリーダー像は。

 「岡田監督です。はい。やっぱり仕事なんですよね。プロのね。だけど、野球っていうものなんで少し誤解されがちで、アマチュアからずっと繋がってくると、そのままいけるんじゃないかっていう。だけど、やっぱり仕事の部分の指導とリーダーのするべきことと部活動の部分とまた違います。2軍でも違うと思います。僕はその組織の中では最高責任者に今度なるわけなので。これは、寄りすぎると良くない。その順番っていうのがあると思います。僕もさっき言った社会に出て4年間の間にたくさんの方と出会うことで、何か教えられたわけじゃないんですけど、見ている中でこう感じることができた。正解かどうかわからないですけど、たくさんの指導者と日米含めて会いました。独立リーグに行けば、1人の監督の元にプロ野球を少し経験したコーチたち2人。すごく人数も少なかったり、人数のものではないし、強さでもないしっていうのはやってみなきゃわからないですけど、こういう大きな組織になると、やっぱりそれが1番うまくいくと思います。はい。でも表情があると思いますから。僕もね。その辺で、僕は個人名でこう浮かんでるんです。選手のね。だけど、それを出すとやっぱり選手もプレッシャーになるんで。僕もプレッシャーになったんで、頼んだって言われたらすごくプレッシャーだったんで。それはせずに、一緒にコーチ人と一緒に、みんなはこの役割だねって。俺も多分こうだと思います。僕はこうだと思います。首脳陣が出てくるはずなんで、それだけ岡田監督の元で鍛えられたコーチ陣がいますから、教えを乞うて、頑張っていきたいと思います」

 ――選手と近い関係性を築きたいという、そのようなお話がありました。では、コーチの方々とはどのような関係性を築き、そして どのようなことを求めていきたいとお考えでしょうか。

 「もちろん監督になって指示は出さなきゃいけないと思うんですけれど、それよりも、先ほども言いました、コーチに主体的に動いてもらう。コーチの立ち位置もあります。全員が横並びではないんで、その立ち位置を理解してもらうような動きを見せる。やっぱり皆まで言わないっていうことは非常に大事かなと。全部言うと全部聞くだけになるので。上からそれをしてしまうと、おそらく選手までそういうことになりかねないというところは危機を感じてまして。そういう意味で僕が抜擢されたんじゃないかと、起用されたんじゃないかと思いますから。あとしばらく時間ありますから、なんとか春までに。春までに仕上げたいと思います」

 ――現役を引退されてから少し距離を置いて、自分とタイガースも含めてご覧になったと思います。そういった部分というのは、監督する上でどういうふうに生きていくという風に考えてらっしゃいますか。

 「チームカラーがまず12球団全て違うと。アメリカも含めても全部違います。だけれども、やっぱりこのタイガースっていうのは、タイガースならではの特徴があって、色もあって、それを他球団と比べること、これもまた難しいです。他球団がどうだからっていうものではないです。タイガースっていうもちろん文化がありますから。ただ、野球に関してはストロングポイントだと、やっぱりホーム球場でのアドバンテージをしっかり活かす。これが絶対に大事だと思います。あとは11球団の他の球場に僕は行きながら野球を見てきましたから、その向こうの地の利とかに対するところにどうケアできるか、どうアプローチできるかっていうのは、プラスアルファではなくて、すごく重要な部分じゃないかと思ってますから。ただいくら話してもまだ僕実践してませんから、全てを見ておいてくださいとしか言いようがないというところですね」

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください