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【阪神・藤川新監督 語る】娘の言葉が現場復帰を後押し「40歳から家にいるお父さん見たくないわ」

スポニチアネックス / 2024年10月15日 16時38分

就任会見を行う藤川球児新監督(撮影・平嶋 理子)

 阪神は15日午後、大阪市内で第36代監督として藤川球児氏(44)の就任会見を行った。現役時代は火の玉ストレートで阪神の守護神として君臨、引退後は球団本部付スペシャルアシスタント(SA)として活動していたが、岡田彰布前監督(66)の後継者として球団創設90周年となる来季の指揮を執る。背番号は「22」。会見後の囲み取材では約20分間、報道陣の質問に応じた。以下は一問一答。

 ――迷いという気持ちはなかった

 「そうですね。やっぱり、正直なところ、藤川球児というこの野球選手、名前はタイガースにいただいた名前なんで。いつかお返ししなきゃというのがあるだけなんですけど。藤川球児の名前をもらって、タイガース出て仕事もできましたけど、やっぱりタイガースにもらった名前なんで。お願いされたら、それはタイガースに名前を返すということを考えて。とにかく。そうなると、そのときが来たというところですかね」

 ――球団への恩返し

 「恩返しといいますか、自分にとって父とか母とかっていう表現をいつもしているので。帰ってきて、仕事しろ、してほしいか、お願いされたら、なかなか、うん。それはもう、僕にとっては、それだけ感謝があるところなので。いつまででもそういう期待って、60歳、70歳まで、じゃあこの期待されたいかっていうとたぶん応えられないと思うし。普通に、自然ですね」

 ――目指すのは、第1次岡田政権のように大人選手の集まり

 「いや、彼ら(今の選手)はわからないと思いますね。かなり前のことなんで。それは、僕が頭の中で思うことであって、彼らにはそれは求めないですね。古すぎて、知らないと思うんですよ。やっぱり、野球って、ものすごく早く流れていくし。選手たちは、気持ち入れ替えるのもシーズン終わって、いま難しいでしょうし。それにまたさらに、何十年も前の話されてもとは思うので。僕は、過去の経験をたどって、それから、このケースはどうかなとか、僕の頭の中の引き出しと、コーチの方たちとか、球団の方が持っている頭の中の引き出しを出して、最高のものでサポートしていくという」

 ――就任は自然な流れと。自分のなかでいつか監督をするとどこかで思っていた

 「いやいや、とくにはなかったんですけど。ほんとは何もしないって、辞めたときに決めてたんですけど。まず娘から、何もしない父はいやだって言われて。なので、それがあって、お父さんがずっと家にいるの嫌だって言われたんで、やっぱ働かなきゃなっていうのがあって。あのとき、40歳。40歳から家にいるお父さん見たくないわっていうところで、働いて。もう一回働き始めたっていうのがほんとで。もしそこで、家族が別にそれでよければ、たぶん、何もそういうことを想像はしなかったとは思いますね」

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