今秋ドラフト展望 関西大の金丸夢斗が5球団競合？ 大久保博元氏「新人監督は勝ちたいから…」

関大・金丸夢斗

　元楽天監督の大久保博元氏（57）、元西武、ロッテなどのG.G.佐藤氏（46）がYouTube「田中大貴のアスリートチャンネル」に出演。アマ野球に精通したスポーツライターの西尾典文氏が挙げる今ドラフト注目の4投手。そして西尾氏が推す高校生右腕の指名を予想した。

　大学生で1位候補に挙がったのは関西大の左腕・金丸夢斗投手と愛工大の右腕・中村優斗投手。

　西尾氏は金丸の方が評価は上で「多ければ5球団くらいが（1位指名）来ると思う」と予想。大久保氏も「左の即戦力欲しくない球団はない」と人気を確実視した。

　高校生の1位候補は報徳学園の右腕・今朝丸裕喜投手と東海大相模の左腕・藤田琉生投手。

　西尾氏は今朝丸について「完成度が高いので体力がつけば2、3年目にはローテーション入りの可能性もある」と評価した。

　藤田は1メートル98の長身左腕でスケール感が魅力。

　だが来季は西武、楽天、オリックス、中日、阪神など新監督の就任が多い。大久保氏は「新人監督は勝ちたいから高校生育ててる場合じゃない」と、高校生の1位指名は少ないと予想した。

　また、西尾氏は神戸弘陵の右腕・村上泰斗投手をダークホースに挙げた。高校から投手に転向した右腕で「伸びしろが大きい」と、注目されていると紹介した。