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カンニング竹山 比例復活当選の自民最年少新人に私見「自分で世の中を変えようと思うなら…」

スポニチアネックス / 2024年10月29日 6時22分

カンニング竹山

 お笑いタレント・カンニング竹山(53)が28日、ABEMA「Abema Prime(アベプラ)」(月~金曜後9・00)に生出演。27日に行われた衆院選について語った。

 この日、スタジオには東京15区で敗北も比例東京ブロックで復活当選した自民新人の大空幸星氏がゲスト出演。NPO法人理事としてアベプラでもコメンテーターを務めていた大空氏は25歳での出馬。小選挙区で全国最年少候補として注目された。

 竹山は選挙戦全体について「予想通りの結果。金の問題が皆さん疑問に思ったというのはあると思いますけどね。難しいのは自民に反対というわけじゃなくて、一回お灸を据えるみたいな感じの人もいたと思う。政権が変わると思っていた人がそこまでいるのかってなるとこれがちょっと違うのかなと思った」と述べた。

 一方で、大空氏がコメンテーターとしてメディア出演を続ける立場では国を変えられないという考えから「そういう人生が嫌になった」と出馬を決めた経緯を語り、スタジオでは議論が飛び交った。

 竹山は「大空さんの気持ちは賛否いろいろあると思いますけど、コメンテーターじゃ(国を)変えられないって言ったのは僕は賛成。コメンテーターという仕事は何も変えられないです。僕はバラエティをやりながら、コメンテーターの仕事も勉強しながらいろいろやってみて、世の中を変えていくっていうのは、実際自分で変えようと思うなら、この国の場合は国会議員にならない限りは変えられないなっていう時があります」と述べた。

 さらに「コメンテーターっていうのはメディアにおいて意見を言うことも、政治を外から見るっていうことも、ものすごく重要なことで、その役割はもちろんある。自分で変えていこうと思う意志がある人は立候補するって言うのは意思表示としてはあるのかなと思う」とした。

 また、メディアで忖度なしの発言してきた大空氏が、出馬で「180度変わってしまった」などと批判の声もあった。

 これについて「僕の意見ね、今回、大空さんはメディア対応が下手だったと思うの。今まで大空幸星って、散々メディアに出て、忖度なしでバンバン言ってる姿を我々は見てたわけだから。そういう人なんだろう、忖度なしで行くんだろうと。若者で自民党から立候補してバンバン行くんだろうと思ってた。事情はいろいろあるんだろうな、大空さんのメディア対応を見た時に裏に大人がいるんだろうなとか、言えないこともあるんだろうなと。実際は違うかもしれないけど、そういうふうに見えちゃったところは選挙戦を戦う上でちょっとマイナスだったかなと思う部分はあります」と直接指摘した。

 大空氏はコメンテーターと公職を目指すのでは立場の違いがあるが、考え方自体に変わりはないと説明した上で、「20代で国会議員って1人もいない。それで若者に政治に関心持てなんて無理なわけですから。この時代に政治家になるメリットってどこにあるんだろうって考えながら選挙をやっていたのも事実。それでも私自身は政治家が変わらないと現実的に進まない政策がいっぱいあると思った」と述べた。

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