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倍賞千恵子 歌手協会歌謡祭で西田敏行さんを追悼 「笑顔ばかり浮かんでくる」

スポニチアネックス / 2024年10月29日 15時8分

<日本歌手協会 第51回歌謡祭>西田敏行さんとの思い出を語る倍賞千恵子

 女優で歌手の倍賞千恵子(83)が29日、東京・江戸川区総合文化センター大ホールで「日本歌手協会 第51回歌謡祭」に出演した。

 ステージでは「倍賞千恵子、思い出を歌う」と題して「津軽のふるさと」「舟唄」「愛の讃歌」の3曲を披露した。夫で作曲家の小六禮次郎氏(74)がピアノを演奏した。

 この日は、MCで今月17日に虚血性心疾患のため76歳で亡くなった西田敏行さんを追悼した。「ショックで言葉が出なかった。最近もステージでご一緒して、その時も相変わらず元気で“足がダメで”と仰っていた。楽屋に道具を持ってきて笑わせてくれた」と語った。

 共演作「植村直己物語」の思い出も振り返った。「撮影で北極に長いこと行っていた。私が行った時に遠くの方から犬ぞりで来て、帽子も被らず凍傷になりながら“倍賞さんいらっしゃ~~い!”と言っていたことを思い出しました。西田さんというと笑顔が浮かぶ」としのんだ。

 「舟唄」を歌う前には昨年12月30日に亡くなった八代亜紀さんも追悼。「私は八代さんの歌が大好きで、よく聞いていたのでショックだった」と述べた。同曲が使われた映画「駅 STATION」の名シーンをなぞりベンチに座りながら、思いを込めて歌い上げた。

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