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中村獅童「いいんですか!?」ヴェノムスーツ持ち帰り許可に大喜び 「着て夜の街を散歩に行こうかな」

スポニチアネックス / 2024年10月29日 19時0分

イベントに登壇した中村獅童(撮影・小渕 日向子)

 歌舞伎俳優の中村獅童(52)が29日、都内で行われた映画「ヴェノム:ザ・ラストダンス」ジャパンプレミアイベントに出席し、ヴェノムスーツ姿を披露。新たな趣味を見つけ、心躍らせた。

 会場には、巨大なヴェノムの横顔と赤い舌をかたどったレッド舌(ヴェロ)が設置され、ヴェノムスーツを着用した中村が登場。ともに、第1作から声優を務める諏訪部順一も登壇した。

 「ヴェロ(舌)の上から登場すると言っていたからもうちょっと違うのを想像していた」と失笑した中村。「今回、良いですね。簡単な感じで…日本の宣伝部の人、やる気なくなっちゃんじゃない?」と愚痴をこぼす場面も。

 前作のイベントには、まだ幼かった長男・中村陽喜が楽屋に遊びに来て「この格好(ヴェノムスーツ)を気に入って、一緒に写真を撮ったのが記憶に残っている」という。息子が来るからと「楽屋がホテルの部屋だったんですけど、今日は“僕一人で行きます”というと、そこらの廊下でこれ(ヴェノムスーツ)を…。片目しか本当に見えないので、だんだん平衡感覚がおかしくなってきている…まあ、いいですね」といい、会場の笑いを誘った。

 長年着こなしてきたヴェノムスーツを持ち帰っていいと言われ、「持ち帰っていいんですか!?お別れ寂しいので頂けたら」と大喜び。「スパイダーマンスーツを着て夜の街を散歩に行くのが趣味だったんですけど、これからはヴェノムスーツで散歩に行こうかな」と新しい楽しみを見つけ、心躍らせていた。

 今作の見どころは「ヴェノムが劇中で歌う歌」。「ちゃんと私が吹き替えで歌もやらせてもらっていますので、そちらも方も楽しんで頂ければうれしい」とアピール。「良い作品になっていると思う。高い期待値にお応えできる作品。声のお仕事一生懸命やらせて頂きました。ぜひ、楽しんで」とファンに呼びかけた。

 マーベルコミックではスパイダーマン最大の宿敵となるダークヒーローで、鋭い牙と真っ赤な舌で人を食らう“最も残酷な悪”であるヴェノム。全世界で人気を集める同シリーズの最新作である本作は、ヴェノムの秘密を狙う最強の敵との壮大な戦いを描く、シリーズ最終章となる。11月1日より全国公開される。

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