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絶不調ジャッジへ 第5戦ヤ軍先発投手が思い激白「1球1球、彼と一緒にいることを伝えるだけ」

スポニチアネックス / 2024年10月30日 5時28分

ワールドシリーズ4<ヤンキース・ドジャース>試合前に会見し報道陣の質問に答えるコール(撮影・沢田 明徳)

 ヤンキースのゲリット・コール投手(34)が29日(日本時間30日)、ワールドシリーズ(WS)第4戦の試合前に会見に応じた。

 コールは30日(同31日)の第5戦に先発予定も、ここまでヤンキースは3連敗を喫しており崖っ縁。7試合制のポストシーズンで3連敗からの逆転4連勝は過去40度中1度しかなく、WSでは1度もない。3試合で計7得点と打線が低調で、中でも58本塁打、144打点で2冠の主砲ジャッジは3試合を通じて12打数1安打の打率.083で7三振。「チームの力に全くなれていない」と責任を痛感している。

 以下、コールの一問一答。

 ―勝つか、負けるか。クラブハウスは今、どんな感じか

 「集中できていると思う。何がかかっているのか分かっているし、みんな自分のルーティンをこなし、準備をしている」

 ―ジャッジが苦境に立たされている。このチームの仲間として、あなたが思うこと。

 「私が彼の横にいることを知ってもらうだけだ。もし、彼が何かをぶつけたいと感じたらね。あとは試合中、他の選手と同じように彼をサポートするだけだ。1球1球、彼と一緒にいることを伝えるだけだ。時には、何かを言うよりも、一体感を作り出すことが大切だと思う」

 ―実際に先発するかどうか分からない試合に向けて、どのような準備をしているか

 「先発すると思っている」

 ―心を痛めているファンに向けて

 「今まさに準備をしているところだ。厳しい状況にあるのは明らかだが、まだ野球はたくさん残っているし、何が起こるか分からない。まだワールドシリーズに残っている。ブロンクスにいるワケだし、まだチャンスがある。もう少しいいプレーをして、初球から相手を攻め立てたい」

 ―逆転するために必要なことは

 「どんな状況であれ、先ばかり見ていたくはないだろう。ワールドシリーズ優勝の夢もあれば、ワールドシリーズ敗退という結果もある。しかし、試合に集中し、その試合に勝とうとすることだ。シリーズがどうなるのか、まだ考え込んでしまうのは人情というものだろう。第1戦では4勝しなければならなかった。その点では、状況はそれほど変わっていない。だから、1試合1試合、1球1球だ」

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