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ヤンキース本領発揮の1勝! “ジーター2世”ボルピ逆転満弾から3発で11点 ジャッジも初打点

スポニチアネックス / 2024年10月30日 12時26分

<ヤンキース・ドジャース>ワールドシリーズ初勝利を挙げ、喜ぶヤンキースのバードゥーゴ(左)、ジャッジ(右上)、ソト(AP)

 ◇ワールドシリーズ第4戦 ヤンキース 11ー4 ドジャース(2024年10月29日 ニューヨーク)

 ワールドシリーズ(WS)開幕から3連敗を喫していたヤンキースは29日(日本時間30日)、本拠ヤンキースタジアムでの第4戦でドジャースを11-4で破り、初勝利を挙げた。WSでの11得点はドジャースを4勝2敗で下した1978年の第5戦(12-2)以来の大量得点。第5戦は30日(同31日)にヤンキースタジアムで行われる。

 一発攻勢でスイープを阻止した。1-2で迎えた3回、2死満塁から7番・ボルピが左中間へ逆転の満塁本塁打。地元ニューヨーク出身の23歳で、昨年に新人遊撃手としてMLB史上3人目となるシーズン20本塁打・20盗塁を記録した“ジーター2世”のWS初本塁打で流れが変わった。

 1点差に迫られた6回には、8番の25歳・ウェルズがリードを2点に広げる右越えソロ。今ポストシーズン(PS)は打率.093と不振だったが、第1打席で中堅フェンス直撃の二塁打を放ち、復調の気配を見せていた。

 8回には二塁打で出塁したボルピが三盗を成功させ、9番・バードゥーゴの二ゴロで本塁を陥れ追加点(記録は野選)。続く1番・トーレスが右中間へ3ランを叩き込み、10-4と試合を決めた。第3戦を終えて打率.083と不振だった3番・ジャッジも1死二塁から左前適時打を放ち、WS初打点をマークした。

 今季15勝の先発右腕L・ヒルは初回、フリーマンに先制2ランを被弾するなど4失点で5回途中で降板。しかし、T・ヒルーホームズーライターとつなぎ、7回2死から投入された守護神ウィーバーが4打者から3三振を奪ってドジャース打線を封じた。

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