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史上初WS6戦連発のド軍フリーマンは大敗にも動じず「我々は大丈夫だ」 第5戦での最長記録更新にも期待

スポニチアネックス / 2024年10月30日 14時39分

初回、先制2ランを放ったドジャースのフリーマン(AP)

 ◇ワールドシリーズ第4戦 ドジャースーヤンキース(2024年10月29日 ニューヨーク)

 ベテランはたった一つの敗戦では動じない。試合後、取材を受けたドジャースのフレディ・フリーマン内野手(35)は「このチームは明日、何をすべきかわかっている。彼らがスイングしたように僕らもバットを振る。明日も同じことをするよ」と仲間への絶大な信頼感を示し、来るべき戦いでの必勝を期した。

 試合はフリーマンの一発から動いた。初回1死二塁、ヤンキース先発・ヒルの外角スライダーを腕をいっぱいに伸ばして捉えたライナー性の打球は、ヤンキースファンで埋まった右翼席に突き刺さった。打球速度106.6(約171.5キロ)、343フィート(104.5メートル)、打球角度23度。価値ある先制2ランは史上初のワールドシリーズでの6試合連続本塁打となった。

 WSではブレーブス時代、アストロズと世界一をかけて戦った21年の第5戦から6戦連発。17、19年にまたがって5戦連発を記録したアストロズのスプリンガー(現ブルージェイズ)を抜く最長記録となった。「最初のプレーの後はいい気分だった。この調子で明日も行けるといいな」と笑みを見せる。

 相手は伝統球団のヤンキース。簡単に4勝できるとは思っていない。「彼らも戦う術を見つけようとしているが、我々は大丈夫だ。相手は明日、コールが向かってくる。このゲームで最高の投手のひとりだ。でも数日前に対戦しているからね。願わくば、打ち返し、得点できればいいね。たくさんね」と表情を引き締めた。

 体調が万全でない中、強い使命感でグラウンドに立ち続けている。9月26日パドレス戦の走塁で右足首を捻挫。メッツとのナ・リーグ優勝決定シリーズは第4戦、第6戦を欠場したが、体を張って、チームを引っ張っている。

 3連勝の後の2桁失点での敗戦。緊急事態か?と問う声に「我々に緊急事態なの?」と笑い飛ばし「今夜はワールドシリーズに勝つチャンスはあった。できるかぎり早く成し遂げたいから、明日も同じことをする」と繰り返した。

 あと1勝で頂点に立てる事実は変わらない。ヤンキースの打線が機能したことについても「驚かないよ。彼らはワールドシリーズに進出しているチームだ。このゲームで最高のチームのひとつだ」と淡々と話す。「今夜の彼らは打線が好調だった。明日はフラーティが彼らを落ち着かせ、僕らがより多くの得点を挙げることを期待している」と自然体で決戦へと臨む。

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